何とか時間

この人たちに、時間の観念は皆無です。
絵のタイトルは、「酔っ払い」です。
川に嵌り、電柱にお辞儀をし、やっと辿り着いた我が家です。
一周間は、奥様に口をきいてもらえません。


夕食後　妻おとなしく　ありゃ寝てる

妻が、「何となく気が進まない」と朝出かけるのを渋っていました。
前に勤めていた所からぜひ来てくださいの要請に応えたものでした。
１０年も前に辞めて、スタッフは新しくなってるが理由でした。
いつ入るかもしれないから、（施設の）見学をするつもりで行った来たらと促しました。
今日のタイトルは、「何とか時間」です。

島の桟橋まで５分。
連れの方が、２０分前には来るだろうは、やはり３０分前でした。
修繕を依頼した爺ちゃんが、約束の一時間も前に来た。
おまけに、恩着せがましく威張っている。
都会の一軒家の駐車場は限られており、出勤前の忙しい時間です。
大慌てで、自分の車を出し駐車スペースを作りました。
遅れることなんか絶対ありえない、地域独特の大幅な前倒しです。

どこかの車屋さんが、ジャストインタイムを採用しました。
私の現場でも、真似てみました。
警察からクレームをいただきました。
大型車が何台も溢れ渋滞をおこしている、何とかして。
車やさんの近所でも同様のクレームが起きていました。
そんな依頼をするのなら、大きな駐車場を用意しろと思いました。
車やさんの車じゃないと駐車させない、グループ会社の銀行でなければ決算しない。

南の地域では、結婚式の開始より１時間前に集合時間を設定します。
１時間さばを読んでも、定刻に遅刻する人続出でした。
おまけに、招待されてない方も紛れています。
アバウトな南の地域でも、「うつ病」になる人がいると社長に驚きを伝えました。
社長は、ムッとしていました。

始業時間５分（いや１０分ともいう）前には、仕事の準備を完了させる。
上司の顔を見るのを、できるなら遅らせたい。
終業後の１５分の片づけ時間も併せ、１時間未満なので残業時間とはみなさない。

どれも困ったもんです。
私は、タイムカードがない会社（複数）に２２年間勤めました。
いつも定刻に行き、大幅に残業して帰りました。
仕事が終わらないから仕方がない。
「評価＝能力ｘ時間」と言われる上司がおられました。
総務が一生懸命作成した、自己診断シート（能力査定、希望）は無視でした。
猜疑心の強い上司と大いに議論しました。

「なんとか時間」は、それぞれの理由の結果です。
それでも、ずれは３０分くらいでいかがでしょう。
早ければ、同僚と笑い。
遅ければ、ピンチヒッターを準備しましょう。

２０２２年６月２２日