故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

今年一年

2023-12-29 08:14:37 | よもやま話

絵のタイトルは、「さざ波」です。


すたすたと 春夏秋冬 喜んで

今年もあと3日です。
今日のタイトルは、「今年一年」です。
今経験していることは、会社勤めでは経験できなかったことばかりです。
やっとできる。
今やらなければ何時できると、苦労の連続ですが楽しんでいます。

東北でやっていたカフェを急遽閉店し、島に帰ってきました。
自らトラックを運転し運び(東北ー広島を4回往復)ました。
借りていたカフェと家を片づけ、不要なもの(借りる前の不要物も)を捨てました。
片づけと引っ越し、新居のリフォームに3か月かかりました。

後見していた義兄の家(川崎市、上物)を解体し、地主に返しました。
義兄の負の遺産(空き家、墓、もめごと)を相続するものはおりませんでした。
有能な司法書士の助けを借り、整理することができました。
10年間かかりました。

横浜の家を子供に継承してもらうことにしました。
隣地の高木(17mx1本)が枝を伸ばし、我が家の屋根の半分を覆っていました。
隣地持ち主は何もしないことがわかり、足場を業者に頼み自分で切りました。
親と嫁いだ娘が残した大量の残置物を整理し、大半をクリーンセンターに運びました。
傷んだ箇所の修繕をしました。
できることは自分で工事をし、できないことは業者に頼みました。
広島ー横浜間を車に道具を積んで10回往復しました。
息子と嫁が喜んでくれました。
2年かかりました。

自分の畑と隣地の耕作放棄地の草や木を伐り、耕しました。
家の裏の耕作放棄地も同様に整理し、畑として借りました。
半年かかりました。

見込まれて、近所や親戚から耕作放棄地の草刈りや庭の剪定を依頼されました。
年寄りから耕作放棄地の管理を依頼されました。
同じく耕作放棄された果樹の剪定と収穫を依頼されました。
携わった耕作放棄地面積は1町2反になりました。
耕作放棄地に苦戦しました。
2年間でした。

耕作放棄地ばかりに関わってもおられないと、
市役所が主導する「未来総合計画」にオブザーバーとして参加しました。
糖尿病予防として、ストレッチ&筋肉強化に取り組んでいます。
2週間に一冊のペースで図書館で借りた小説や風土記を読んでいます。
島に移住した外国人(主に技能技術者、800人)と関わろうと思います。
合間に、釣り(週1)とゴルフ(月2)をしています。

死んでから渡すのではなく、惜しげなく体力を使い、金を使いました。
息子と娘が結婚し、子供たち5家族に畑で作った野菜と果樹を送ります。
収穫を手伝って、大量の果樹をいただきます。
島で獲れる猪や魚をいただきますが、私たちだけでは食べきれません。
新鮮なうちに加工したり、捌ける(友達が多い)都会の友人に送ります。
関係人口を増やしています。

独居老人、空き家、過疎と耕作放棄地の開墾と
日本が抱える壮大なプロジェクトに関わっています。
これまでの無理難題のプロジェクトに携わった経験が生きています。
生まれてから続く一本の道の上を歩いています。
来年も歩き続けます。
読者の皆様、今年一年ありがとうございました。

2023年12月29日
コメント
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