故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

島の山火事

2024-01-16 07:04:21 | よもやま話

写真タイトルは、「陀峯山南山火事」です。
昨日の絵の場所です。
対岸の能美島の山の岩肌が黒く焼け焦げています。


今日のタイトルは、「島の山火事」です。
島の火事は、発生から3日目を迎えました。
140haを焼き尽くし、未だに鎮火しません。
向かいの島から消火作業を見ました。
ヘリコプター(プロペラx2)2機が海水を汲み、頂上付近に放水しました。
他のヘリコプター(プロペラx1)2機が海自の基地で取水し放水しました。
火事発生から2日間で累積消失面積は、240haになりました。
この地区は、採石場などがあり人が住んでいない地域です。
岩肌が黒く焼け焦げていました。
そして、今日も消火作業は続きます。

島(江田島と能美島は陸続き)には、高い山が4つあります。
野登呂山(542m)、古鷹山(394m)、クマン岳(399m)と、
今回山火事が出た陀峯山(438m)です。
島で発生した山火事を調べようとネットで検索しました。
昭和53年6月1日に発生し、44時間燃え続け947ha(森林の76%)を
焼失した古鷹山(江田島)の火事が出ていました。
帰省していた私は、能美島(江田島湾をはさんで対岸)から、
3日間燃え続ける異様な光景を見ました。
消火用の道路が整備されておらず、為すすべもありませんでした。
その後、どの山にも消防車が通れる道が山頂まで造られました。
今では、耕作放棄地と共に、通れるか不安なくらい整備はされていません。

過去の火事を調べようと、図書館に行き各町村の史料を調べました。
十分な資料を見つけることができませんでした。
中国新聞の記事を検索するしかないと実感しました。
北から季節風が吹き、中国山地で雪(湿気)を落とします。
瀬戸内海に入った風はからからです。
週末の雨(天気予報によると18日~20日まで)が待たれます。

2024年1月16日
コメント
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