故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

93歳にほめられる

2022-01-28 13:57:48 | よもやま話

島は、「石積み」(絵のタイトル)だらけです。


定年後 湯水のごとく 時間あり

今日のタイトルは、「93歳にほめられる」です。
朝、草刈に出かけた。
農道の途中で、石垣の修復をしている老夫婦を見た。
猪に突き崩されたのであろう。
農道に落ちた石が通行の邪魔になってはいけない。

許可をいただいた田んぼ(378m2)の草刈は終わった。
我が家の畑(382m2)の草刈をした。
野ばらが茎をのばし、枝を刻み払うように刈った。
なんとか刈り終え、今日の作業を終え家路を急いだ。

老夫婦が作業を続けていた。
あゆみ板の上に石を乗せ二人で転がしている。
手伝いましょうと車を止める。
なんなく、石を積み、続いて2個の石も積み上げた。
そこで、妻が止めた。
考えながら積むのだから、全部上げては作業に支障をきたす。
老夫婦が感謝の言葉のあと、上手に草を刈っていたと私をほめてくれた。
我が家の上に住む、ご主人が93歳の老夫婦であった。
迷彩服を着て、作業をされている姿はとても若々しかった。
この辺りで、わしの歳で免許を返納してないのは、わしだけだと教えてくれた。
妹さんが、兄に免許返納を勧めているのに、新車を買ったと笑っておられた。

私たちは老夫婦のように、頑張らなければと話した。
猪に突き崩されても辛抱強く修復する。
意気込みが素晴らしい。
時間はいっぱいある。

2022年1月24日

<<後日談>>
老人は、崩された石垣を見事に修復した。
次なるターゲット(石積み)は、前回より3倍も長く、高い。
老人は、奥さんと一緒に道路端に積み上げらえていた石をつるはしでおこされていた。
次に通った時は、石を取るのをやめていた。
石が重かったんだろうと推測した。
次に老人を見た時は、老人はいつもの高めの椅子に座っていた。
奥さんが、一輪車でブロックを軽トラまで運ばれていた。
ブロックに切り替えたと推測した。
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