絵のタイトルは、「あなた色に染まる」です。
まだら模様に染まってしまい、夫が定年を迎え別れました。
今日のタイトルは、「自分は愛されてるか」です。
物心がついてくる頃より、誰しもが持つ疑問です。
対象は、家族で会ったり友人です。
叱られたり、仲間外れのように感じたりする時がそうです。
絶好調の時は思わない感情です。
自分は誰かを愛しているかと、自問してみる。
自分のことだからよくわかるはずである。
ことあるごとに揺れ動いている自分を知ってもいる。
家族が病気になったり認知症になると、一瞬逃げ出したくなる。
愛されることと愛することは、バーターではない。
神様さえ知らぬ、闇の中です。
あんなに好きだった彼女と別れたら、もう次の彼女を探している。
伊藤整がいう、失恋の3パターンである。
男は女が好きでも、女は男が嫌い。
そして、逆のパターン。
やっかいなのは、どちらも好き同志だが度合いが違う。
何かを成し遂げたら、告白しよう。
今「愛している」と言ってほしかったのにと、間が悪い。
「自分は愛されているか」と、誰にも問えない、自分でもわからない心のひだです。
破滅的な生涯を送る人が残したメッセージは、
愛されたかった人(例えば母)へ伝えたかったことじゃないかと誰かが言う。
愛されるより、愛するほうを皆が選択する。
愛されようとする努力は、相手の気持ちがわからぬだけに、
途方もなくエネルギーがいるからです。
インスタ映えする写真を常に探すようになる。
そして、嘘が始まる。
「自分は愛されているか」は、忘れ去りたい感情ですがまといつきます。
解放されたいと、この歳まで生きてきました。
一緒に暮らして心地よいと感じたら、それが答えのような気もします。
2023年11月12日
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