故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

背筋をしゃんと伸ばせ

2018-02-13 08:22:30 | プロジェクトエンジニアー

なかなかの男前です。
彼女ができるのも時間の問題でしょう。
自分らしく頑張れ。


今日のテーマは、「背筋をしゃんと伸ばせ」です。
どこかが痛くなって、そのまま痛くない姿勢をするようになります。
伸ばすよりちぢめる方が楽だとなるわけです。
そして、いつしかまん丸になってしまいました。

脚が伸びないのも、首がしゅっとしないのも背中がまん丸なのも、
全部自分がしたことです。

この一週間、妻にしごかれました。
休憩するのも面倒くさくなるほどでした。
休憩には、コーヒーが付きものです。
自分が豆を挽かなければなりません。
飲んだ後も、洗わなければなりません。

次はこうしようかな。
動く前に、妻から指示が出ます。
小学生が、そろそろ宿題をしようかなと考えます。
その瞬間おかんから、宿題やりなさいと号令がかかります。
小学生は、うるさいと反抗します。
そんな心境でした。

骨は折ったが、口だけは達者です。

いつかは、妻の替わりができるようにと願っていました。
案外、その時期はすぐにきました。
料理を覚える良い機会になりました。

妻が、なになにしようかな。と言います。
それは、ほとんどが、何なにしろと翻訳できます。
判っているのですが、行動となると簡単ではありません。

今まで聞いていた歌や人の話が、しみ込んできます。
ああ、なんていい加減に生きてきたんでしょう。
背筋を伸ばすのは、自らの勤めです。
誰も替わってはくれないのです。

爺さんに 色気感じる 婆さんが

2018年2月13日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

迷惑

2018-02-11 06:54:01 | プロジェクトエンジニアー

山吹のいつかはつける実一つというタイトルの絵です。
七重八重花は咲けども山吹の実のひとつだになきぞ悲しき、
太田道灌が雨に会い、雨具を借りに入った百姓家でのできごとでした。

山吹は、ひっそりと咲く花です。
私は実をみたことがありません。
調べてみたら、一重はつけて八重はつけぬそうです。


今日のタイトルは、「迷惑」です。
迷惑とは、
どうしてよいか迷うこと。
困り苦しむこと。難儀すること。
他人からやっかいな目にあわされて困ること。
(広辞苑より)

これは、意外な解説でした。
すべて、一人称の感情と様子を表しています。
本来の意味合いは、こうだったのでしょう。
しかし、現代日本語では「迷惑」は三人称(自分以外の他人)が
感じるものと思われがちです。

子供に迷惑をかけたくないと、死を選ぶ。
そろそろ逝ってくれと周囲の空気を読む。
こんな哀しいことはない。

不倫報道で大騒ぎをする。
完膚なきまでたたく。
あげくの果て、その人の仕事も奪ってしまう。
不倫を知らぬまま、その人の仕事を讃えていたのに、手のひらを返してしまう。
噂を広める本人(週刊誌の記者)が不倫をしているかもしれない。
迷惑以前の話です。残念です。

子供が大病をする。
助けようと周囲は一生懸命です。
老人が大病となると、空気は変わります。
そろそろかとなります。
そう思うものの、一生懸命のふりをします。
どこが違うのか。
子供には将来があり、老人には将来がないと思うからです。
老人に莫大な資産があったら変わるのでしょうか。
そんな馬鹿なことはない。

人の命は尊いものです。
周囲が、迷惑を基準に決めるものではないはずです。
人の命について、私達はもっと考えるべきです。
おおざっぱに、こんなものと括らないでほしい。
望まれない子供といじめないでほしい。
誰にも生きる権利があり、死ぬ権利もあるはずです。
周囲が決めることではない。
これが、尊重です。

夫婦喧嘩は、当人たちは一生懸命です。
傍から見ていると、面白い。
ちょっとだけ、ゆとりをもって見ることが出来るとよいのです。
変わった人だなと思います。
それが個性と思えば、気持ちが変わります。

迷惑は、一人称の感情です。

花さわぐ あれま恥ずかし お月さん

2018年2月11日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子育て

2018-02-10 06:48:18 | プロジェクトエンジニアー

今日のタイトルとは無縁の女性です。
自分を持っているという感じの女性です。
応援します。


今日のタイトルは、「子育て」です。
ワンオペ(一人で育てる)での子育ては、過酷です。
夫婦でありながら、ワンオペが問題でしょう。
私も長い間、そんなことをしておりました。

勝手にこさえおってとかみさんに怒られました。
彼女の切実な叫びに気づきませんでした。
女性は、一人子供が増えるごとに強くなると思っていました。

友人は、自分が出世することが家族のためになることだと信じていました。
私もその口でした。
友人の奥さんは、温和で素晴らしい女性でした。
二人の子どもを連れて、旅立ちました。
友人は、気が狂わんばかりの姿でした。

待機児童の問題で、落ちることを願って応募することが問題になっています。
落ちた旨を会社に伝えて、法定育児休暇を取得する。
なんだか込み入った手続きのようですが、ワーキングママの切実な声を表しています。
認可保育園に入れるには、週5日働くことが条件です。
新米ママが、子育てをしながらフルタイムで働くことは厳しいと思います。
子育ては、待ったなしです。
認可保育園ではない保育園に週2-3日通わせて、徐々に子育てにも慣れ、
いずれは、仕事にも復帰したい。

夫は、仕事に夢中です。子供ができる前と同じ生活を望みます。
理解がない夫とは、何があるか分からない。
その時のために、経済的な自立も考えなければならない。
よって、仕事も捨てられない。

妻が、骨折して厳しい現実を知りました。
慣れないが故に、厳しいのもあります。
問題は、固定観念に胡坐をかいていたことです。
やってくれるものと思っていました。
家事は、大変なことです。
子育てをしながら、家事をして、夫の世話をする。
一方的な老々介護(妻だけがする)のようなものです。
これでは、定年後に反撃(熟年離婚など)に会うのは、無理からぬことです。

仕事で疲れていると、子育てに積極的ではありませんでした。
私は、本当に馬鹿でした。
自活できるようになってから、結婚すべきだし、
子育ては家族全員ですることです。
この辺りでは、おばあちゃんやおじいちゃんが、
スーパーサブ的な役割(子守、子育て)を果たしています。

都会で働く核家族にはスーパーサブ的な人はいません。
ここも問題なのではないでしょうか。
近所のお爺ちゃんやお祖母ちゃんとの疎遠が惜しい。
遠くの血縁より、近くの他人です。
コミュニティーがあれば、お互いに助かるはずです。

点と点を行ったり来たりの生活に終止符を打たない限り、
気付くことはないでしょう。
田舎と言えど、90%が会社員です。点と点の生活です。
子供も一緒です。親が広げない限り、子どもも閉塞感を感じるでしょう。

皆さん、問題点は解っている。
箱モノに頼るのではなく、血が通った施作が欲しい。
カフェを開いて分かったことがあります。
気軽に行って、話すところがないのです。
カフェが、そんな場所になれば良いと考えます。
批判ではなく、一歩でも前に進みたい。

私の似顔絵は、女性が多いとお客さんに指摘されました。
その通りかもしれません。
活き活きしている方を描きたい。
男が通う職場を知らない。
地域で会う方は、女性が多いのかもしれません。
そうですね。もう少し、職場にも通わなければなりませんね。
次のテーマです。

漬物を 食べさせたいと あかぎれが

2018年2月10日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おさんどん

2018-02-09 07:21:07 | よもやま話

食べるのは、美味しい冬瓜です。
作るとなると、????です。


今日のタイトルは、「おさんどん」です。
女中。下女。転じて台所仕事。(広辞苑より)

妻に代わって、台所仕事をするようになりました。
洗い物や洗濯は、得意な方です。
しかし、三度の食事を作るのは骨が折れます。
たまに作るのは楽しいのですが、毎日となるとやっかいです。
作らないと食べられない。食べさせられない。

冷蔵庫にあるものをチェックして料理のイメージを膨らませる。
いやいや、これこれの料理を作るから材料を探す。

冷蔵庫のどこに何があるのか知らない。
材料として適当なものは何か知らない。
材料の処理の仕方を知らない。
どう味付けしてよいか知らない。

無人島に投げこまれたような気持ちです。

ブログを書いていると、時間が過ぎてしまう。
いっそ、飯抜きにしようかと頭をかすめます。
妻にできたものができない。
仕事が増えるというのもきついが、
慣れないことをやらなければならないということが、さらにきつい。

「おさんどん」の見習い奮闘記を、つづる日々が続くことになるでしょう。
ああ、時間がたりません。
疲れがとれません。

妻は、「お嬢」を続けたいとぬかしています。
そうでしょう。
手は動かぬとも、口だけは達者ですから。
カフェに来られる女の方が、事情を察し、「頑張れ」と声をかけて帰られます。
その顔には、笑みがこぼれています。

老々介護は、食事作りから始めましょう。

梅つぼみ 梅干しまでは 遠かりし

2018年2月9日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

倒れてしまえ

2018-02-07 05:05:29 | プロジェクトエンジニアー

母ちゃん、父ちゃん遅いねというタイトルの絵です。
馬鹿な父ちゃん、どうしたもんでしょう。
心配かけました。


今日のタイトルは、「倒れてしまえ」です。

一昨年の夏、山の草刈をしていて熱中症にかかりました。
斜面で転げたついでに、しばらく寝転がっていることにしました。
長靴の中は、自分の汗で水たまりができていました。
午後から、別の場所でまた草刈をしました。
斜面を上がろうとすると、足がつりました。
やっと、これが熱中症なんだと気づきました。
無理はしませんでした。

二日前の夜、カフェをしまい外の電気を消してウッドデッキ(65cm高)を
降りようとしました。
屋根から落ちた水が凍結しているスロープは避けました。
暗闇の中、デッキから道路までの階段のある場所を間違えました。
65cmをそのまま降りてしまいました。
踏ん張ることをやめて、凍結した道路に思いっきりひっくり返りました。
身体全身の受け身になりました。
幸い、骨折することもなく打撲で納まりました。

五年に一回くらい、大熱を出すことがあります。
必要なもの(体温計、着替え、水、携帯電話)を揃えて布団に入ります。
薬は飲まず、大いに汗をかきます。
何度も着替え、また汗を出すを繰り返します。
朝起きたら、熱は引いています。

顧客から、無理難題を押し付けられて引き受けました。
送られてくる電気図面は、ロシア語とドイツ語で書かれたものでした。
二日徹夜をして解読に励みました。
脂汗が出てきて、歩こうとするも宙を浮いているような感覚がありました。
後輩を電話で呼び、助けてもらって自分の車で一時間ほど横になりました。
悪寒が納まり、自宅に帰り3日ほど寝込みました。
自律神経失調症でした。

ええいままよ。
倒れてしまえ。

私は、ぎりぎりまで頑張ります。
限界を越えたら、安全なところですべてを投げ出します。

プロジェクトをやっていて大事なことの一つに、
「ヘルプを求めるなら、早いほどよい」と言われます。
抱え込まない。傷口を広げない先人の教えです。
そうして、生き延びてきました。

枯れ枝に もずの残した 獲物かな

2018年2月7日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする