故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

長旅

2022-05-19 14:32:49 | よもやま話

絵のタイトルは、「来たよ、沖縄」です。
城(ぐすく)を訪ね、西海岸の水平線に感動しました。


スキットル 単行本の 旅いずれ 

10日間の旅を終えて、今日はゆっくりと反省会です。
広島~神奈川間920Kmの車旅で多くを勉強しました。

昼間はできるだけ国道を走って景色を楽しむ。
朝夕のラッシュ時は、走らないか高速道路を走る。
早めにコンビニに寄り休んで、運転を交替する。
この配慮を外れると、疲れるだけで距離を稼げないことが分かりました。
ずっと隣に座って寝るしかない旅も疲れるし、運転ばかりも神経をすり減らします。

今日のタイトルは、「長旅」です。
私達は、引っ越しで東北から荷物を運び、帰りの空便では名所を散策する旅をしました。
三度、片道1300Km(24時間かけて)の旅をしました。
雪道で怖い想いも何度かしました。
「長旅」は、目的があってこそ楽しいものです。
今回も横浜の家を片づけることが出来たし、友人たちとも交流できました。
どこかで泊まらないと続かない長旅ですが、経済的なこともあり一泊だけとしています。
横浜の自宅で子供たちと料理をしたり、飲食するのは楽しいことです。
子ども達には仕事があります。
ウィークデーはゴルフをしたり飲んだりして友人たちと過ごします。
ウィークエンドには、子ども達と片づけをしたり遊びます。

長旅は、お金がかかります。
ホテル代、食事代と移動費はできるだけ抑えるようにしています。
移動時間を短くすることで、新鮮な野菜や魚介類を宅急便並に届けることが出来ます。
抑えた分だけ、友人たちや家族に還元できます。
私達が移動することで、家族や友人に負担はかけたくありません。
窓外に流れる景色は、現場でしか味わえません。
人と面会して様子が分かります。
長旅ですが、コミュニケーションを取るうえで大事なことだと理解しています。

9月には横浜へ、11月には横浜を基地にして東北まで足を延ばしたい。
旅慣れして、身一つで動ける旅をしたいと考えています。
それには、目的もシンプルにしなくてはなりません。
皆さん、広島に来られるなら、いつでもおもてなし致します。

2022年5月19日
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向き不向き

2022-05-17 03:13:08 | よもやま話

一杯が またねと温もり 千鳥足

今日のタイトルは、「向き不向き」です。

ごみを捨てました。
インターフォンを新しいのに変えました。
目標通りの片づけが終了しました。
子供たちとも暫しの別れです。
ビールに始まり日本酒も終わり、ウヰスキーに代わろうとした。
娘が、「明日は、何時出発」と尋ねる。
4時と答える。
遠くに見えるウヰスキーのハイボールに色がない。
極端に薄い。
もう少し足してと頼む。
これだけだよ、とウヰスキーの瓶のキャップ半分だけ足してくれた。

この家は、ぼるのが上手な飲み屋だなと冷やかす。
娘はシステムエンジニアーをしている。
よく気が付くし、人と付き合う仕事が向いている、と妻が言う。
客あしらいが上手な女将が向いている。
気持ちよくぼって、客の金を巻き上げることだろう。

妻は、料理を作りながらお客さんの話を聞くことができない。
料理の塩梅を忘れるか、とんちんかんな受け答えとなる。
客の方が察して黙る。
私はもっと不器用で、客の話に聞こえないふりをする。
不向きなカフェ営業を、私たちはよく続けたものだ。

「向き不向き」は、万人が判断する。
当たれば向いているし、火の車は向いていないからである。
どちらも一生懸命である。
ギャップが個性であり、「向き不向き」はいつまでも埋まらない。
近くの商店街に、これでもかと不味いそばやがある。
常連客は、そばには手を出さず、スーパーで買ってきた惣菜で一杯やっている。
いつまでいても追い出されない居心地を楽しんでいる。

2022年5月17日
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なんとか効果

2022-05-16 06:11:28 | よもやま話

担当は できるものやり ちむどんどん

今日のタイトルは、「なんとか効果」です。
朝からテレビ回りと台所のレンジ周りを掃除した。
半日かかった。
長年厄介者だったソファを解体した。
レザーを剥がしクッション(綿、スポンジ)、骨組みのボルトを外し4つのブロックに分けた。
居間の出入り口から搬出する。
家族が多い我が家向けのソファは4人掛けで、居間の窓を外して搬入した。
妻は、畳の間を担当しごみを出し、不要になった布団類を燃えるゴミで出すようまとめた。

不思議なことに、子どもたちが自分の部屋の掃除を始めた。
リモートで働く子供たちは、職住の基地である自分の周りに要と不要なものを混在させていた。
詰めたごみ袋の数が、50を超えた。
燃やせるごみの重いものだけ、環境センター(工場)に持ち込む。
軽いものは、近所のごみ集積所に運ぶ。
二人が暮らすには、十分なスペースができた。
一週間の滞在期間であったが、「なんとかしてやりたい」の思いは、
「なんとか効果」となって、家族を明るくした。

東北でも島でも、ある部分がきれいになれば、汚れた部分をきれいにしたくなると感じた。
人間のバランス感覚といってもよい。
大事なことは、「こうすればできる」と見せることであって、自覚を刺激することである。
次の機会には、外回りの木々や、屋根の上まで伸びた裏山の木々の伐採になる。
頑張りすぎず、安全第一で、子どもたちの力を大いに借りたいと考える。
テレビを消して、会話が弾んだ。

2022年5月16日

<<あとがき>>
夕食のこと。
妻が魚(かわはぎ)の煮物、山菜の和え物としじみのみそ汁を作った。
娘が、カルパッチョ、マリネとチーズアラカルトを用意した。
子供たちは普段食べないものを美味しいといった。
私たちは、珍しいものを美味しいと驚いた。
世代間の料理交流となった。
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山菜尽くし

2022-05-15 07:06:35 | よもやま話

あばら家で 山菜づくし 森しじま  

今日のタイトルは、「山菜尽くし」です。
秋田の秘境から山菜が届きました。
うどとこごみは天ぷら。
あいこは茹でて和え物に。
ばっけみそは、ご飯の友で。
あざみのとうとうどでみそ汁に。
わさびはおつまみにしました。
山菜を詰めた箱の中に、料理の指南書が入っていました。
あざみのとうの皮むきに使った軍手の指先が黒くなっていました。

南部市場で鶏の腿を買い、唐揚げにしました。
ケンタッキーフライドチキンが大好きな息子のリクエストでした。

娘と妻が楽し気に料理をしています。
娘の大胆なカットを妻が感心しています。
揚げ物は、私がしました。
娘が切った肉は大きく、唐揚げはいつもよりジューシーにできました。
カフェで鍛えた腕前を、案外上手だねと息子が褒めてくれました。

テレビを消して、皆で食卓を囲みすべての料理を味わい尽くしました。
いつもなら、8時過ぎには眠くなるのに11時過ぎまで話し込みました。
子どもたちが大人になってから、じっくり話すことがなかった。
子供の成長を、会話のあちこちに感じることができました。
そして、免許返納をちゃんとしなよと勧められました。

山菜が秋田の秘境に誘い込んでくれました。
家の周りに繁った木々が冷気を運んで、よく眠れました。

2022年5月15日
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持たぬ

2022-05-14 08:11:39 | よもやま話

二股は 嘘の上塗り できてこそ

今日のタイトルは、「持たぬ」です。
2022年4月30日投稿記事「納屋に代わるもの」では、

「良い解決策はないものか。
動物の巣の不動産鑑定をしている番組を視た。
さるのように木の上に寝て、2Km四方全体を居住エリアとする。
持たぬことが、最良の策と報じていた。
その手があった。

持たぬとはどういうことか、次の稿で考えよう。」
(記事より抜粋)

「持たぬ」ことというと、
ごみを持たない(捨てる)。
ごみを分類する。
ごみを作らない。

記憶の中にも、ごみがある。
分類することも、思い出を作らないことも無理なことに思える。
私たちの年代になると、物忘れがひどくなります。
記憶の壺に限界があるのか、記憶の連鎖に支障がきたすのか、科学者の判断に任せます。
脳の一部が破壊され認知症になることさえある。

私は、エリアで記憶することに切り替えた。
書類にタイトルを付け、内容詳細は覚えないことにした。
書類の所在さえ、誰に聞けば知ってるか覚えることにした。
技術の分類もやめて、誰が専門知識を知ってるか覚えることにした。
そして、あれとそれの会話が夫婦間で展開される。

生きていれば嫌なことが続きます。
上司のパワハラは、将来書こうであろう小説の主人公に置き換えた。
なんだ、その程度か、と許せた。
うその上塗りができなくなって、正直に生きることにした。
悩みは共有することにして、ブログに書き止め、友人に話す。
生き死にの場面になったら、戦う相手の耳を歯でちぎるぐらいはしようと決めた。
鼻たれ老人が、ある夜から疾駆する天狗になるのである。

ごみの話に戻ろう。
捨てるもの、迷うもの、残すものに分類する。
迷うものを再分類すると、えいやと80%は捨てるものになる。
残すものさえ、一年(1シーズン)使わないと捨てる。
年月が経って、必要になったとき、どこの誰に相談するか覚えておけばよい。

記憶のごみだって、夢に現れさんざん苦しめられる。
これは夢で、現実ではないと判断できればよしとする。
トヨタ看板方式の考え方を取り入れている。
掃除機がまっすぐ走れるハイウェイを家の中に創造する。
よって、箪笥も棚も不要である。
旅館がベストである。
何が問題か、毎朝壁に貼るようにブログを書いている。
整理することで、自分で気づき、将来ヒントを探すインデックスになる。

「持たぬ」ことは、経済的なことや血縁関係など複雑で解決しにくいこともある。
アサヒビールが夕日ビールと呼ばれたころ、スーパードライで一発あてた。
会う人すべてが功労者(俺がこうしたからと皆が言われた)です。
よいことをすれば、誰かが俺がやったといわれます。
よいことも忘れて持たぬことです。
成功体験が、石橋を壊す結果にもなりかねないからです。

まだまだ、思考と試行は続きます。
今日は、ここまで。

2022年5月14日
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