故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。
絵のタイトルは、「もうすぐおねえちゃん」です。
使いまわしではありません、新作です。
未来輝くであろう、とびきり若い人です。
かつて勤めたエンジニアリング会社で、
上司が査定基準を話された。
能力x時間=査定 であった。
私は、猛然と嚙みついた。
まずは、査定基準を飲んでいるときであれ、公表しないでほしい。
時間ファクターは不要と話した。
長く働けば、能力に関係なく査定が上がることになる。
査定能力(基準の見直し)を棚上げしているとしか思えなかった。
今日のタイトルは、「給料と能力」です。
スイス人の90%が海外に出ることを前提に、企業に就職する。
国内向けの仕事は、観光、銀行とインフラ維持の仕事が主要産業です。
国内で働くことは、よい給料を得られないが、観光に反映するなどの補助金(緑税など)は厚い。
日本にいたスイス人の給料は高かった。
しかし、日本の一般企業のエリートたちより高いとは言えなかった。
それでも、彼らは若くして良く働いた。
プライベートも大事にするように見えたが、頭の中はいつも仕事でいっぱいだったように見えた。
地方創生の仕事が時々出ているが、一般的に給料が低いのが気になります。
年収1000万円超で募集しているものもある。
かなり強気のオファー(雇用側)が出ていた。
何を言っているのだろう。
仕事内容から言って、とても妥当な給料です。
一部上場の一般企業では、普通の給料です。
地方創生の仕事は、難度の点で、母体が大きい一般企業よりはるかに難しい。
広範囲に観察・考察・試行をしなければならない大きなプロジェクトと同じレベルと言ってもよい。
エンジニアリング会社では、勝ち組だけが残ります。
かつて、沖縄のある社長に、事業の効率化、遊休地の再利用、商品開発、省エネ対策や技術伝承など
無理難題の解決策を求められたことがある。
私との付き合いを断ちたいがための無理難題であったと3年後に気づいた。
無理難題に、夢中で取り組みました。
おかげで、良い勉強になりました。
ほとんどの企業が、同じような問題を抱えていました。
一方、どんなに難しい仕事(事業継承、特産物の製造販売、新規開拓、リモートワークなど)でも、
給料より優先するモチベーションを持って働いている人がいる。
地方創生の会合や仕事に出てくるのは、移住者や都会からのU(I)ターン組が多い。
地方経済を一生懸命支えている若者は、あまり出てこない。
この人たちにスポットを当てて欲しい。
安い給料で、若くしていろんな役をこなし、次世代の子供たちをしっかり見守っている人たちのことである。
若いことは、希望があり未来がある。
地方にも、そんな光を見る若者が多くいます。
頑張れ。
2024年2月21日
絵のタイトルは、「雄姿」です。
木くらいですかね。
老木が貴ばれるのは。
今日のタイトルは、「できないくせに」です。
私たちは、年齢を盾にいろんな可能性をみずから潰します。
できるか、できないか、自らではなく誰かが判断します。
90歳で、100本の蜜柑の苗を新たに植えた老人の話を聞きました。
老人の奥さんも健康です。
「馬鹿じゃけえ」と友人に奥様は愚痴を言われました。
今更、苦労をしたくないのが本音でしょう。
確かに、体力は衰えています。
いろんなことができなくなっています。
かといって、誰かが自分たちの世話をするわけでもありません。
代わりに仕事をしてくれるわけでもありません。
やるしかないのですが、無理が効かないし、銀行も後押しはしてくれません。
役に立ちたい。
誰のために、何のために。
おぼろげですが、役に立ちたい。
子供たちは、親の健康を心配するあまり、何もするなと制限をかけます。
果たして、本気で心配しているのでしょうか。
証拠に、食べる野菜くらいは作れという。
そして、余る野菜を持っていくではないか。
「できないくせに」を横目で追いながら、ルーチンワークをこなしています。
やりたいことや見たいものは、未だにいっぱいあります。
誰に遠慮があるものか。
できるんだから、やればよい。
墓場に行くも、返されます。
病院にワクチン注射に行くも、薬ものんでないのかと医者に驚かられます。
年齢の盾は、恐れから見える幻なのではないでしょうか。
2024年2月18日
絵のタイトルは、「野に咲く華」です。
かわはぎ釣りの師匠(友達)です。
絵から感じる印象はチャラいかもしれません。
しっかりしたママです。
今日のタイトルは、「身に宿す」です。
あさイチで、水上恒司さんが使っていました。
先輩からの助言や自ら気づいた事柄を、経験として身に着けるということでしょうか。
感心して聞いていました。
外山滋比古著「失敗の効用」を読んでいる。
「筆舌に尽くしがたし」の項で、
ことばは目の荒い網のようなもの。それで掬い上げられるのは網にかかるものに限られる。
余は沈黙。ことばがリアリティを過不足なく表現するというのは錯覚、正しく反映すると思うのは迷信である。
(「失敗の効用」より引用)
言葉から、その人の人格・考えを聞き取ることは、容易ではない。
同じ言葉でも、世代や使う人によって違う意味を持つ。
「だいじょうぶ」と言われて、カチンとくることが多かった。
せっかく勧めているのに、「不要」や「間に合っている」と言えず遠回しに断る言葉となった。
受け取る側の解釈になるので、言葉が持つ意味は千差万別となる。
それにしても、若く見える水上さんの言葉使いに、老成(年寄り)を感じる所以ではないだろうか。
哀しいかな、考え(リアリティー)を伝える手段は言葉であり、表情である。
少しずつ違うんだがと感じても、口から出たもの、すでに印刷されたものは表を歩き出している。
発信した本人が違和感を持ちながら話しているのであるから、解釈は聞いた人にゆだねるしかない。
書いたもの勝ち、言ったもの勝ちの感があるが、そうでもないのだよ。
リアリティーに近づける手段を探し続ける努力を、使う言葉に観ることができる。
大よそしかわからない。
個人が感じる印象に間違いはない。
そう信じて、言葉を聞いている。
水上さんの今後に大いに期待するものである。
2024年2月17日
絵のタイトルは、「魔法の紙」です。
機械鳶に、1トンの機械を15cmだけ横にずらしてとお願いしました。
便間の1時間が許された時間でした。
アンカーを外し、バールで浮かし紙を挟みました。
手で押して、機械は動きました。
鳶は、15分で片づけて帰りました。
ゴルフをします。
悔やまれるとしたら、ひっぱたけなかった時のことです。
ティーショットは長く持ち、ラフや斜めでは短く持ち、ひっぱたけるはずです。
何かが、私を止めました。
今日のタイトルは、「思いっきりひっぱたけ」です。
ドライバーのシャフトを折るほど、ゴムシートをぶち続けました。
周りの者は、笑い安全距離をとりました。
真横や真上もありますから。
友人が打った球が、池の石に跳ね返り、ティーグラウンドの後方(距離計測はマイナス)に落ちた。
笑う以外、ないでしょう。
年齢から、こざかしさから安全策を選択します。
じゃあ、次は「思いっきり」と仕切り直しです。
いつも、安全策では面白くない。
筋肉にも申し訳が立たない。
老人だって筋肉が付く。
再生を繰り返す細胞に年齢は関係ない。
部屋に入り、「なんだっけ」なんて、元の場所に帰れば思い出せる。
思い出せなくても、くよくよしない。
気に入らなければ手を出せばよい。
パンチが届かなくて、よろけたってかまわない。
それが、生きざまです。
俺様の。。。。
妻ができないくせに。
あなたは、馬鹿ができますか。
一生かかっても償えないことです。
過去に、言い訳は一切通用しない。
深呼吸して、落ち着かせましょう。
それから是正を繰り返します。
「思いっきりひっぱたけ」ができると信じて、振り切りましょう。
2024年2月16日
絵のタイトルは、「あのウェストがたまらんな」です。
おまえも馬鹿だね。
今日のタイトルは、「失敗(困難)を楽しむ」です。
ガムを一枚作業着に入れ忘れたまま、洗濯をしました。
脱水した作業着を引き出しました。
洗濯槽は千切れたガムが張り付き、包み紙は千切れ張り付いていました。
細かすぎて手では取れません。
掃除機を持ってきて、洗濯槽に散らばった紙くずを吸わせました。
出っ張りのコーナーにこびりついたものは、爪楊枝でほじくり出しました。
作業着に付いていた細かいゴミは絨毯に払落し、洗濯籠に残っていたゴミも併せて掃除機で吸いました。
籠にこびりついていた気になる髪の毛も一緒に吸い取ってくれました。
冬用ジャンパーに煙草の吸殻を落とし、穴を開けました。
妻が、くまモンのアップリケを穴を覆うようにつけてくれました。
くまモンが気に入り着続けています。
フロッピーにインデックスを付けて内容が分かるようにしました。
インデックスの糊がコンピューター内部に張り付き、フロッピーが取り出せなくなりました。
「なんですか」と、いつもの忙しい友人に相談しました。
コンピューターのキーボードを止めている無数のねじを全部外しました。
この時点で、新しいのを買わなければと覚悟しました。
無事取り出せて、形が違うねじを間違わずに止めて、1時間で回復しました。
ほーっう、魔法だ。
こんなことができるんだ。
カフェをやっているとき、春休みに小学6年生2人が化粧をしてきました。
160cm以上ある女の子達は、高校生か社会人かと見間違うほど大人びていました。
小学校は卒業したから、中学校は入学前だからの隙間を狙って挑戦したのでしょう。
親も一緒でしたから、容認です。
学校規則に縛られない、「江川の一日」のようなあっぱれでした。
5分で済むルーチンワークを妻に取られたくありません。
洗濯物は、乾くように、助べえな親父に妻の下着をのぞかれないように、バランス重視で干します。
旅館のような出っ張りのない住まいに、毎日掃除機をかけます。
すべてが慣れており、うまくいくからです。
F1レースの狭いコックピットで100人分の料理を作るのを真似しています。
すべての料理が出来上がった時は、使った機材と皿は洗われ、拭かれ、元の場所に収納されています。
訓練のたまものです。
トイレをできるだけ我慢して、ルーチンワークをやっています。
急がないと間に合わないから、効率よく事は運びます。
座れば、すっと出ますから、こちらも好都合です。
失敗の連続です。
たまには、脚が吊るし寝られません。
妻に優しくしてもらえないときもあるので、深呼吸しながら痛みをこらえます。
思いなおして、寝る前にストレッチをやることにしました。
こんなものです。
失敗なんて怖くない。
むしろ、後に「どうするかな」と楽しんでいます。
だから、汚れようが、壊れようが、ぜーんぜん苦になりません。
2024年2月16日
(あとがき)
すりガラスに影が映っているだけで、出社してすぐに帰りたくなりました。
気に入らない上司を小説の登場人物に使ってやろうと考えました。
なんだ、そんなものか。
もっとやれえ。と理不尽さえも楽しめるようになりました。
(筆者)