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*2013年5月24日撮影
夏鳥を代表するおなじみの鳥はツバメです。
家屋の軒下などに巣を作り、子育てをしてから、夏が過ぎると南の国へ帰っていきます。
きょう見かけたツバメは巣作りに精を出していました。川の中の泥が盛り上がっている所へおりてきて、泥の付いたヨシの切れ端などをくわえ、飛んでいって商店の軒先に巣を作っているのです。遅くなったので焦っているのか、たいへん熱心なのでした。
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*2012年4月15日撮影
ツバメが巣を作る人工建造物の一番は民家ですが、近年日本の家はたいへん様変わりをして、ツバメが長い間慣れ親しんで来た壁や軒下の材料やつくりが変わってしまいました。
そのせいかどうか、日本に来るツバメの数は減少していると言われています。
軒下のツバメの巣を見る機会も、都市部では少なくなっています。
ツバメをよく見かけるのは電線。電線のツバメで、姿形をよくごらんください。
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*2011年6月14日撮影
人工建造物で暮らすツバメなので、他の野鳥のように木の枝にとまっている姿を見ることはなかなかありません。
そのかわり、いつも空を飛んでいます。飛びながら虫を捕って食べているのだそうです。実に長い時間飛び続けます。
さて、ツバメが木にとまっている姿を、一昨年撮った写真です。
尻尾の先がピュッと長くないので、子供のツバメなのかもしれません。