
*2013年9月4日撮影
アキノノゲシです。
背の高い草で、普通に野原に生えています。
大きいものは2mくらいにもなるそうですが、花自体はあまり大きくありません。花は直径2cmくらいでしょうか。
花は一斉に咲かずに次々に咲くので、つぼみやもう終わってしまったものにまじって、ぱらっとした感じで咲きます。
真っ白ではなくクリーム色に近い色の花は、背の高さのせいもあって、なかなか目立っています。

*2013年8月27日撮影
ノゲシというのは春に咲く花で葉がケシに似ているというので、ノゲシ(野芥子)とされました。
そのノゲシに似ていて秋に咲くというのでアキノノゲシ(秋の野芥子)というわけです。
でも春のノゲシはタンポポのような黄色い花で、葉もアキノノゲシの細長い葉とは違います。
命名はなかなか難しいものです。
アキノノゲシはレタスの仲間だというのも信じがたい事実です。

*2013年8月27日撮影
さて、最後はアキノノゲシに取り付いている虫です。
これはたぶんアシグロツユムシではないかと思っています。
右や左に写っている大きい葉はアキノノゲシのものではありません。あしからず。