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*2013年9月23日撮影
ノブドウの実が美しく色づいています。
白っぽいものから藍色のものや紫のもの、赤っぽいものもあります。さまざまな色に熟すのが不思議な実です。
会津では通称「ブスの実」と呼ばれて、毒だと信じられているせいもあって、不気味な実だと思ってきたものです。
しかしこうして眺めると、なんともいえない美しいものだと気づきます。
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*2013年9月23日撮影
ちかごろブスの実を焼酎漬けにしたものが、胃腸の腫瘍やガンに効くとされて、家庭で作るようになりました。
それにともないノブドウの実は早くから採取され、なかなかこのように色付いた実を見ることが少なくなってきています。
これは川に張り出した木の枝にからまって伸びたノブドウで、人の手が届かない場所なので、こうして色づくまで残ることができました。
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*2013年9月23日撮影
ノブドウの実は本来丸いのですが、ノブドウタマバエという虫が寄生して、不規則な形に膨らんでいるものが多いそうです。
実の中で幼虫が育っているわけです。
虫こぶとか虫えいとかいうそうですが、ノブドウの実には特に多いとされています。