さいきんの流星光
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ドラマ「樋口一葉物語」

お札になるということで観た。
おそらく僕と同じ考えで観た人は多いと思うので
とんでもない視聴率になったのではないだろうか。

お札になるというのに、僕は樋口一葉さんのことを少しも知らなかった。
それではマズイということで観てみた。

樋口一葉は22歳になるまで、ほとんど一作くらいしか小説を書いていない。
そして24歳で死んだ。
ドラマの中で、22歳なんてテロップに出ているのに、まだ本格的に小説を書き始めていないという有りさま。
24歳で死ぬというのに、あと2年で一体全体どういう仕事をして
お札に肖像が印刷されるまでの業績を残したのだろう…とハラハラした。

一葉は、肺の病気で亡くなったそうだが、
自分の死期を悟ってからの頑張りがすごかったらしい。
後に「奇跡の14ヶ月」などと呼ばれた期間であるらしかった。
その間に、驚くほどの数の作品を残したのだそうだ。

そんなドラマを観ても樋口一葉のことを分かったとは言えない。
「たけくらべ」でも読んでみようかと思っている。
仮にもお札になった人ですからね。
それくらいはしてもいいでしょう。
じゃあ、あんた「武士道」とか「学問のすすめ」とか読んだのかよ
って聞かれたら答はノーですわ。
でも「たけくらべ」は小説だし簡単そうなので読んでみようと思っています。

ちなみに僕の妻は、ドラマを観始めてから
「樋口一葉って女なの?」
と言いました。

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