プロット、あるいはネームを作っている時にいつも同じようなところで足踏みします。ストーリーとテーマが合致して、一つの作品が生まれる瞬間…とでも言いましょうか、そんな瞬間を迎える手前、僕はかならず足踏みしてしまうのです。ちょうど猫が高いところに飛び移るときに、前足でモジモジやるような、あの「足踏み」です。飛び越えるのを怖がっているかのように、僕は、キャラクターの絵を描いたり、別のことをしたりして時間を費やしてしまうのです。
自分の頭の中にある、シーンの断片を全部出して、とりあえずそれをつなぎ合わせればストーリーにはなるという状態…でもテーマが…、この話は、どこが面白い?そう自問自答したりして、ストーリーが組み合わさって、そこに思い描いているテーマが盛り込まれた瞬間、作品が誕生するんだと思うのですが、足踏みです。一気に行けないんです。性格でしょうか。一気に突き抜けられないという性格。思いっきりやっちゃってはいけないのではないか?という遠慮(?)。とまどい(?)。恥じらい(?)
何だかよくわかりませんが、プロット作りは佳境に入りつつあります。邪魔が入りませんように…。玄関チャイムが鳴りませんように。あ…でもおなか減った…下に行ってメシ食うとこの空気が壊れる。でもパンも何もない。口に入れる物が何もない。買って来るか?でも空気変わっちゃうしな。ああ…ウィダーinゼリーがあった!あれで空腹を紛らわせて頑張ろう。
しかし、そもそも、食うという行為自体が、体も頭の中もガラリと変えることではある…食うの我慢しよう。プロットできるまで。
うう…腹へった腹へった。
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