何気なくテレビをつけてみると、和久井映見がドラマ出演していた。
アメリカが舞台らしいな…、なんてぼんやり観ていて気がついた。
「9・11」を題材にしたドラマだ。
そうだ。今日は9月11日だった!
見事に忘れていた。
あんなにショックを受けた事件なのに、3年もたつと忘れている。
日本にいると、本当にテロとは無縁だ。
いや、これだけ日本人が世界に出て行っているのだから、
いつ自分の友人や家族が被害に合うとも限らないわけだ。
そう言った意味では「無縁」なんて言ってられないのだが、
やはり、日本国内にいる限り、本当に無縁と感じてしまう。
日本だってイラクに自衛隊を送っているし、
普段の政府首脳の態度や発言を見ていると、アメリカの仲間だと思われてもおかしくない。
狙われてもおかしくない国なのだ。
しかし、何も起こらないのはなぜだ?
それだけ日本の警察が優秀だということなのだろうか。
先日、イスラム系の男が入国して新潟あたりで着々とテロ計画を練っていたことが発覚した。
発覚したのは本人が出国した後だっていうから笑うしかない。
更に、男が成田空港の金網を突破して滑走路を自動車で暴走したという事件もあった。
これも、犯人を逮捕したのではなく、死んでいたのを確保したに過ぎない。
日本政府・警察の危機管理体制は、決して十分とは言えない。
それならば、なぜ日本でテロが起きないのか。
それはひとえに、彼らが本気でテロを起こそうと思っていないからなのではないか。
「日本は安全なのだ」
などと安心していると、本気でテロを起こそうという輩が出てきたとたん、
日本国内は、メチャクチャな騒ぎになるだろう。
とりあえず、「9・11」で亡くなった人たちのために、
あの日のことを思い出してみよう。
自分が何をしていたのか思い出して、その時の戦慄を忘れないようにしようと思う。
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