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あまのはらふりさけみれば・・・・

北京で単身赴任生活2年、帰国後も中国ネタを書き綴ります。

重慶火鍋

2014-01-15 06:30:38 | 偉大なる中華料理
 辛いものが苦手な拙者。
 しかしどうやら耐性がついてきたようで、職場近所の四川料理が苦にならなくなってきた。
 すると、「秘密結社鷹の爪」ならぬ「赤の会」という、真っ赤っかな食べ物、唐辛子一色の
食べ物を食べる人たちが集まる会のメンバーでもある上司から、そろそろ重慶火鍋を食べ
に行かないか、と誘われて、決死の覚悟で、昨日行って来た。

 2重に円を描く鍋の外側の円には、唐辛子と山椒がびっしりと浮かぶ、真っ赤な油。内側
の円には鶏がらのあっさりスープがある。

 これで、しゃぶしゃぶ、として食べるのだが。
 中国なので、日本人からすればまぁ一種のゲテモノも。

 田うなぎ、さばいてあるが、血のりがベットリ。どうも受け付けない。でも食べる。
 ウーン、意外にイケる。もう一つ食べる。

 羊の小腸、見た目も微妙。
 これまたイケる。食感が良い。

 それにしても、なによりも、まずは辛い。
 大、中、小の3段階あって、真ん中にしたが、もう十分。
 途中に鶏がらスープで野菜をしゃぶしゃぶしないと耐えられなかったのだが・・・。
 だったのだが、途中から辛さを感じなくなってきた。
 そのことを話すと、かつて重慶人の同僚がいて本場で超激辛の鍋を食べたという方いわく、
「そうでしょう、麻痺するんですよ。」

 上司いわく、
「これで、明日の朝お腹を壊さなければ、もう合格!」

 翌朝になった現在、いたって正常。
 はたして赤の会なる恐ろしい秘密結社に入るのだろうか・・・。

拙宅にて小新年会

2014-01-14 14:11:51 | 加油日式菜(がんばれ日本食)
 この年末年始、日本に一時帰国しなかったスタッフのうち、独身または単身の
3名を仕事始めの前日に拙宅に招いた。

 お正月とくればおせちである、ハイ!。


 煮しめは面倒なので、具だくさんのお味噌汁で代用。

 ケチャップ大好きという男性のために、得意技のミンチと玉ねぎと茄子のケチャップ
炒めを作った。

 ごまめ(田つくり)、棒鱈、紅白の蒲鉾、チャーシュー、一口昆布巻、カキの燻製、
みんな綺麗になくなった。拙者作のケチャップ炒めもなくなった。
 
 お酒はもちろん日本酒なのだが、ビール、赤ワインもあって、なかなかのもの。
 
 ご想像の通り、おせちの種を明かせば、こういうこと。



 個人消費なので大丈夫とは思いつつも税関で没収または課税されないか、また
チャーシューの匂いにシェパードが近寄ってこないか、ひやひやもので持ち込んだ。

 次回、拙宅の宴会は、11月の四川出張のお土産に買った峨眉春(※)という四川
の白酒(焼酎)を味わうことを計画している。

 一人ポツンと部屋でご飯を食べると、気が滅入る、こう見えて拙者、柄にもなく寂
しがり屋なのだ。


※ 峨眉山 
  芥川龍之介の代表作の一つ、「杜子春」にも登場する神仙が住むとされた山。
  四川省にある。
 

バーテンダー・デビュー

2014-01-13 01:52:42 | 日記
 自己紹介に書いたとおり、スペイン語を話すこととシェカーを振ることが得意技
である。

 この週末、上司宅で、北京一美味しいお好み焼きほか数々の料理が振る
舞われた。
 お客さんは中国人4名、日本人5名(うち1人は行事のため早退)というホスト
を入れて9名の宴席。
 お正月でもあるので、にぎやかしにカクテルをつくることにした。

 しかし、これが実に重い。あったりまえだが材料のほとんどが液体。

 スピリッツ(蒸留酒)を3種類、
ジン(タンカレー)、ラム(キューバ産 バカルディの白)、ブランデー、
 リキュール(薬草等で風味づけされたお酒)を2種類、
フランス名産コアントロー(3セックのホワイトキュラソー、3倍辛いという意味
だがもちろん辛くはない。)、ドライベルモット(エクストラドライのマルティーニ
社の白)を用意。
 これに加えて、トニックウォーター、ジンジャーエール、コカ・コーラ、炭酸水
にレモン、重たかった。


 コアントローを基軸にベースとなるスピリッツを変えて、サイドカー(ブランデー)、
ホワイトレディー(ジン)、X.Y.Z(ラム)をシェイク。
 ベルモットとジンをシェイクして、ギブソン。
 ジンにジンジャーエールを注いで、ジンバック。

 この5種類を作った。
 前日に買った黒の蝶ネクタイを締めての念願の自宅以外でのバーテンダー・デビュー
であった。

運命の赤い糸???

2014-01-12 03:40:28 | 日記
 スマホが直った。
 までは良かったが、「中国版LINE」微信(ウェイシン)が操作不能に。

 一から登録やり直し。
 電話帳に載ってる人は友達リクエストを改めて出し、徐々に復活。
 さらにはショートメールの記録から何名かを復活。

 しかし微信しかなかった人は、ひょっとしたらもう復活しないかもしれない。
 出会いと別れ、人の運命とはそんなものかもしれない。

 そんなことを思うともなく思いつつ、連絡してない一人が。
 世界を股に活躍するエンジニアのとある中国人男性。
 中東やインドネシアによく行く、とくれば業界の察しはつく。

 英語が非常に綺麗で、よどみもクセもなく感心する。
 陽気で、ビール大好き。
 飲み友達である。

 北京に戻ると、ひっきりなしにメールが入り、週に2日は一緒に食事をする。
 ただし、基本的に外国にいる。

 そんな彼に新年のあいさつを兼ねて、久々にショートメールを入れてみた。
 すると、いきなり彼から電話が。

 なんとまぁ、その日に帰国したとのこと。
 彼のほうがメールしようと思っていたところだ、と何だか運命の出会いから
相思相愛になりそうな、ロマンチック(???)な出来事になってしまった。

 運命の赤い糸は、カミさんで使い切ったハズだ、もう残ってないと思うんだ
が・・・。

笑えない話  その2

2014-01-11 05:59:26 | 日記
 休日、出張、帰国中もメールチェックできるように仕事のメルアドからフリーメールに
転送をかけていた。
 いつも使っていたアドレスはニュースチェックもする傍ら、普段からログインしてい
たのだが・・・・。

 正月早々のある日、「不審なアクセスがありました。」とフリーメールの管理者から
メールが入った。

 アメリカ合衆国内でメールにログインされたとのことで、早速ログイン履歴を見てみ
ると、2回もアクセスされている。

 いかん、アドレス帳などがが盗まれてしまっている危険性が・・・・。
 あわててお詫びとお断りのメールをアドレス帳にある皆さんにお送りした。

 ログインIDをシークレットにして、パスワードも変更した。
 今のところ、不審なメールが来た、拙者になりすましでメールが来たなどの連絡は
なく、一安心しているところ。

 それにしても恐ろしい世の中じゃわい。