前回のブログ記事 【 口径25cmドールキルハム望遠鏡(ファインダーの鏡筒取り付け) 】からの続きです。
ドールキルハム・ニュートニアンともいうべき自作中の望遠鏡は、運搬時の振動で鏡筒下部から手を入れ斜鏡の光軸を微調整する場合が時々必要になりそうなので、遠征時は鏡筒と主鏡を分離して運搬する予定です。
口径25cm主鏡は重さが4.5kg、主鏡セルの重さは2.2kg、合計6.7kgと結構重く、遠征場所で主鏡を鏡筒に取付けする際に手を滑らせたりすると主鏡セルもろとも落下する恐れがあります。
落下防止用の安全部品を作ります。使う部材は40mmと20mmのアルミアングルです。2組作ります。
それぞれのアングル材を電動バンドソーで長さ30mmに切断。撮影後にアングル材に穴あけをしました。
20mmアングル材を鏡筒下部に固定するネジ穴を作ります。穴あけ時のキリコが筒内に入るのを防ぐためチラシを切り筒底に貼ってからの作業です。
ドリルで穴あけ後、ハンドタップでM6ネジ切りをしています。
安全部品が完成。上の画像は筒底を上にして撮影しましたが、実際の組立て時には逆さまになります。
40mmアングルには家具スベールを貼り、主鏡セルのフランジを2組の安全部品の間に入るように滑らせ主鏡セルの引きネジ3本で鏡筒に固定します。
なお、引きネジ1本と押しネジ1本の組み合わせの3組で主鏡の光軸調整をしますが、振動による光軸の狂いの軽減を図り押しネジをもう1本追加します。
主鏡セルから主鏡を取り外し、光軸調整用押しネジの追加ネジ切り作業をしています。なお、主鏡セル運搬用のハンドルも付けておきました。
安全部品と追加工が終わった主鏡セルです。
主鏡は直径253mm厚さ43mmのパイレックス材で、有効径246mm焦点距離787mm口径比3.2の楕円鏡(放物面の70%相当)。知人の田口さんが1975年に光学研磨してくれた主鏡です。
研磨時の様子は2011年4月のブログ記事 【 25cmDK鏡の砂ズリ 】に書いておきました。
次回のブログ記事 【 口径25cmドールキルハム望遠鏡(全体組立て) 】に続きます。
ドールキルハム・ニュートニアンともいうべき自作中の望遠鏡は、運搬時の振動で鏡筒下部から手を入れ斜鏡の光軸を微調整する場合が時々必要になりそうなので、遠征時は鏡筒と主鏡を分離して運搬する予定です。
口径25cm主鏡は重さが4.5kg、主鏡セルの重さは2.2kg、合計6.7kgと結構重く、遠征場所で主鏡を鏡筒に取付けする際に手を滑らせたりすると主鏡セルもろとも落下する恐れがあります。
落下防止用の安全部品を作ります。使う部材は40mmと20mmのアルミアングルです。2組作ります。
それぞれのアングル材を電動バンドソーで長さ30mmに切断。撮影後にアングル材に穴あけをしました。
20mmアングル材を鏡筒下部に固定するネジ穴を作ります。穴あけ時のキリコが筒内に入るのを防ぐためチラシを切り筒底に貼ってからの作業です。
ドリルで穴あけ後、ハンドタップでM6ネジ切りをしています。
安全部品が完成。上の画像は筒底を上にして撮影しましたが、実際の組立て時には逆さまになります。
40mmアングルには家具スベールを貼り、主鏡セルのフランジを2組の安全部品の間に入るように滑らせ主鏡セルの引きネジ3本で鏡筒に固定します。
なお、引きネジ1本と押しネジ1本の組み合わせの3組で主鏡の光軸調整をしますが、振動による光軸の狂いの軽減を図り押しネジをもう1本追加します。
主鏡セルから主鏡を取り外し、光軸調整用押しネジの追加ネジ切り作業をしています。なお、主鏡セル運搬用のハンドルも付けておきました。
安全部品と追加工が終わった主鏡セルです。
主鏡は直径253mm厚さ43mmのパイレックス材で、有効径246mm焦点距離787mm口径比3.2の楕円鏡(放物面の70%相当)。知人の田口さんが1975年に光学研磨してくれた主鏡です。
研磨時の様子は2011年4月のブログ記事 【 25cmDK鏡の砂ズリ 】に書いておきました。
次回のブログ記事 【 口径25cmドールキルハム望遠鏡(全体組立て) 】に続きます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます