あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

こんな日は八木重吉を引っ張り出す

2008-04-01 20:33:10 | 日記
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母の瞳

          八木重吉

ゆうぐれ
瞳をひらけば
ふるさとの母うえもまた
とおくみひとみをひらきたまいて
かわゆきものと
いいたもうこことするなり


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         八木重吉

雨をみていると
おどりたくなる
花をかついでうたをうたおう

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春なのだから花屋さんに寄っていこう

2008-04-01 17:17:31 | 日記
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春の風が駅のホームを抜けていきます。
やはり、いつもと違った春の風景です。

就職活動で使用したビジネススーツを着て
思い切り短くした髪型の若者

窮屈そうな灰色のスーツがごこちなく
今日からは控えめの化粧している女性

改札でスイカの扱いで戸惑っている
日焼けが消えない高校生

ネクタイがなぜかぴかぴかなのに
胸元で馴染んでいない新入社員

子どもの後ろからぎこちなくついていく
学生寮に向かう両親

電車は郷里に帰った学生が抜けた分
ちょっとだけ空いている
それも春の景色だしそれなりに嬉しい。

駅前の櫻も咲いている。

コートを着たおじさんとTシャツ姿の若者が
隣どおしで吊り輪につかまっている。
お互いに気にする様子もない。
そんな距離関係もいい

だから、行く先もないけれど、今日は、歩幅を広げて歩こう