あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

田舎からきた学生はスイカをうまく扱えません。

2008-04-15 21:22:45 | 日記

・・・・・・・・・・・・・・

葉桜になると誰も振り返らない。
この鮮やかな緑も素敵なのに・・・・
でも、次の愉しみが訪れていますから
それでいいのかも・・・・

きっと、自分達も見ごろを終えると仲間も振り向きもしないでしょう。
言葉を置き換えると、その人に有用でなくなったときには
振り返らないということでしょうかね。

まあ、それが人間であるとすればそれもいいじゃありませんか?
ときどき、皮肉な言い方をして憂さ晴らしをしていますが
言うときに、気づいているだけなのですね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このごろ、駅の改札は混雑します。
また駅前のスクールバス乗り場は大混雑です。
バスを待つ人の列が
二重三重と蛇行しています。
学生は黙々と前の人に続いて歩いています。

その列の最後尾にいたら、一時間目の授業に間に合わない人は
駅の横道を進みます。
かなりの努力家、金を払っているという思いと
今から勉強しておかないといいところに就職できない
そんな真面目な思いなのでしょうか?
それでいいのです。

学校までは駅から歩いて16分くらいのところにありますから
歩くのもそれほど負担ではないはずです。
その大学の隣にある高校の生徒は駅から歩いているのですから・・・
「あると使いたくなる」それが現代人を騙す装置の基本原理なのですね。

それにしても新入生が多いこのごろ
駅もバスも混雑しますが
一月もたたないうちに落ち着いた状態になります。
単位を落さない程度に出席すればよいことに気づいたり
上手な出席の取りかたを覚えるとか
いろいろ工夫しているのでしょう。
楽をして「してやったり」のしっぺ返しを受けるのは
もうすぐです。

そして夏休みが近くなった頃、
係員が「最後尾です」のプラカードをもって
列を整理する姿が見えなくなります。

何か、そんな生徒の出席状態に対応した係員の派遣を織り込み済みだとすると
「そんなものか!」という思いと
学生さんそれでいいの?
「金を払った分、知識を買え」と思ったりもします。

どうして学生さんはカバンをもってないの?ですか?
この学校の生徒さん、半分くらい手ぶら(こんな言葉も懐かしい)です。
もっていても100円ショップで売っているような
透明なケース
このケース流行なのでしょうか?
配布されたコピーしかありません。
デイバッグ
あるいはテニスラケットだけ
いわゆるカバンを持っている人は殆どいません。
本をもっている人もいません。
大部分は資格試験参考書です。
まあ、そんなことか?

電車の中は、混雑する列車ということもありますが
読書している姿を見かけません。
そんなことを求めない大学へ通っているのでしょう。
最近は漫画を見ているようでもありませんね。
ひたすら携帯です。

それと音楽が聴ける装置ですね。
この二種類は大多数の学生はもっているようです。
(確かめたわけではありませんが・・・・)
完全に孤立、他人拒絶スタイルですね。
電車の中、
駅構内では
女子大生の一部が大声で喚いていることもありますが
大部分がひとりの世界に入り込んでいる。
きっと、授業中もそうでしょうね。
先生の話など聞いていない。
携帯のことをあれこれ言われれば
髪の毛でイヤホーンを隠して、音楽を聴いておればよいのです。
それが世の中を穏やかにし
暴走族を撲滅するのに役立っているのかもしれません。

あれこれの「しなかった」つけは自分に回ってくる。
その、原理は今でも生きているようです。
それで少し安心。

でも、学生さん、道を歩くとき
前からくるおじさんが道をゆずるべきだという歩き方
止めていただけませんか。

そして、電車を待つとき
降りる人が自分達を避けて降りるべきだという
ホームでの待ち方止めていただけませんか。

おじさんは、そんなことにチョーむかつくのです。