神代植物園
・・・・・・・・・・・・
「ラ・ロシュフコー箴言集」のことですか
よく、そんなことを覚えていましたね。
数年前、岩波文庫は訳者を替えましたね。
どこがどう変わったのか分りませんが読みやすくなりました。
確かに若いことからこの箴言集を読みましたね。
慰めとしての章句になりました。
ロシュフコーの短い文章の集積とての箴言集は
当時のフランスでのサロンでは流行だったのですね。
あれこれいっぱいあったようですね。
モンテーニュの随想録も同じ流れの中にあるのではないでしょうか。
最近は、ロシュフコーは「面白いけれど嫌味なおじさんの皮肉」としか
思わなくなりましたが
「誉めるより非難があり、くさす賛辞がある」など
近代フランスのおしゃれな言葉で好きです。
江戸時代の趣味人というか都都逸のような匂いがありますね。
切れるだけではナイフではない。
そんな感じだったのでしょうか。
パスカルも面白くて好きですが
ロシュフコーの人間臭い
負け惜しみが含まれた文章がいいですね。
そう、結局のところ彼の章句は負け惜しみですね。
社交界の寵児になる野望が下心にありましたからね。
パスカルもその気になっていたようですが
途中で軌道修正してしまいましたから。
その差なのでしょうね。
自分の彼のスタイルに憧れており
別のブログではその路線を貫いています。
パスカルは信仰心が中心にあり
宗教論争の渦中で書かれたのが「パンセ」なので
箴言集というのにはちょっと無理があるようです。
それでも、いいですね。
エピクテイトス、マルクス・アウレリウス、パスカル
自分の枕頭の書です。
これでお分かりでしょうが
自分は膨大な言葉で構築された思想は苦手なのです。
まあ、そんなことです。
時代が必要とすることがあり
時代が捨ててしまうことがあるのですね。
あきオジ
・・・・・・・・・・・・
「ラ・ロシュフコー箴言集」のことですか
よく、そんなことを覚えていましたね。
数年前、岩波文庫は訳者を替えましたね。
どこがどう変わったのか分りませんが読みやすくなりました。
確かに若いことからこの箴言集を読みましたね。
慰めとしての章句になりました。
ロシュフコーの短い文章の集積とての箴言集は
当時のフランスでのサロンでは流行だったのですね。
あれこれいっぱいあったようですね。
モンテーニュの随想録も同じ流れの中にあるのではないでしょうか。
最近は、ロシュフコーは「面白いけれど嫌味なおじさんの皮肉」としか
思わなくなりましたが
「誉めるより非難があり、くさす賛辞がある」など
近代フランスのおしゃれな言葉で好きです。
江戸時代の趣味人というか都都逸のような匂いがありますね。
切れるだけではナイフではない。
そんな感じだったのでしょうか。
パスカルも面白くて好きですが
ロシュフコーの人間臭い
負け惜しみが含まれた文章がいいですね。
そう、結局のところ彼の章句は負け惜しみですね。
社交界の寵児になる野望が下心にありましたからね。
パスカルもその気になっていたようですが
途中で軌道修正してしまいましたから。
その差なのでしょうね。
自分の彼のスタイルに憧れており
別のブログではその路線を貫いています。
パスカルは信仰心が中心にあり
宗教論争の渦中で書かれたのが「パンセ」なので
箴言集というのにはちょっと無理があるようです。
それでも、いいですね。
エピクテイトス、マルクス・アウレリウス、パスカル
自分の枕頭の書です。
これでお分かりでしょうが
自分は膨大な言葉で構築された思想は苦手なのです。
まあ、そんなことです。
時代が必要とすることがあり
時代が捨ててしまうことがあるのですね。
あきオジ