1969/04/09に生まれて

1969年4月9日に生まれた人間の記録簿。例えば・・・・

野球バカもいいかげんにして!

2007-03-06 23:03:40 | リトルリーガーの記録
昨日は、仕事を早々と終わらせて6時過ぎに帰宅したのだ。なんでかっていうと、今月(昨日)から再開したキッズソフトボールの練習に連れていく約束をしていたからなのだ。

家に帰ると、リョー坊は既に練習着に着替えていてヤル気1000%。一方、カミさんは、調子が悪いとか言って、ソファにうずくまってた。そんなワケで、簡単な晩飯(おにぎり)を済ませて、ボクら二人はS木小学校のグランドに向かったのだ。

到着時刻は7時ちょい過ぎ。照明の点灯時刻は7:30~って決まってるから、到着したときのグランドは真っ暗だった。だけど、その真っ暗なグランドでボクらはイソイソと体操→アップを始めた。アップの途中に「カタン、カタン、カタン」って渇いた音とともに照明に明かりが灯って、グランドが一気に姿を現した。ボクとリョー坊は「おーーー」とか言って素直に感動した。

アップは入念にやった。リョー坊は、いつもリトルでやってるアップを実践し、それをボクにも強要するのだった。約30分、みっちりやった。アップが終わったころ、ボクはもうゼーゼーハーハーで汗が噴き出していた。いつもの「もう、帰りたい」がボクの心からも噴き出そうとしていた。

グランドには、昨年からコーチをしてもらっていたMハラさんが来ていた。4ヶ月ぶりの再開で、「頑張ってますねぇ」って声を掛けられた。そこで、ボクとリョー坊は間髪入れずにある相談をしたのだった。

実は、ここのキッズ・ソフトで練習することについて、ボクらは悩んでいたのだ。
なんでかっていうと、周りの人の多くがソフトボールをやらせることには反対だったからなんだ。せっかく硬式ボールで野球をやっているから、違うボールを使うのはいかがなものかってことだったんだ。肩を壊すリスクが高くなるっていう話しもあった。チームの監督にも相談したんだけど、硬式野球を続けるのであれば、できれば違うボールで練習することは避けて欲しいとのことだった。

だけど、ここのキッズ・ソフトの練習がリョー坊にとって、ある意味、野球の出発点となっていて、それと同時に、この照明の灯ったグランドでボールを追いかけることをリョー坊はずっと楽しみにしていたのだ。

そこで、ボクらが出した結論は、「ここで硬式ボールを使った練習をさせて下さい」ってお願いしてみることだったのだ。

実は、ここのキッズ・ソフト、名前ばかりで、キッズは殆ど来ていないのだ。真面目に毎回練習しに来てるのは中学生の女子2人、年配の男女一人ずつってアンバイなのだ。

Mハラコーチは・・・快諾してくれた。

ボクらは「よかったなぁ、やったなぁ、頼んでみるもんだなぁ」なんて言いながら、車に戻ると硬式ボール11コとバット2本を運び出したのだった。

そして、キャッチボールをやってぇ、それからロングティーをやってぇ、ノックをした。

ロングティーのときは、Mハラコーチとこのキッズ・ソフトを主宰しているスポーツNPO理事のK川さんが守備についてくれた。

ノックは、ボクがもちろんノッカー役なのだ。左手にグローブ、右手にバットで頑張ってみた。なんで左手にグローブかっていうと、返球を受けなくちゃいけないからだ。そして、そのままトスしてバットで打つって具合なのだ。この方法でヤレって命令したのはもちろんリョー坊だ。
ボクはあっという間に右腕がヘロヘロになって、ウマイ具合に打てなくなってしまった。だけど、そんなことがリョー坊にバレたら大変なことになるんで、「今日は、このくらいにしとこー」なんてテキトーなこと言って難を逃れた。

まだ時間があった。
「次は、なんがしたいとや」って訊いてみた。
ニコニコしながら「べーらん」って答えが帰ってきた。

ボクらのノックの終了を待っていたかのように、女性がピッチングの練習を始めていた。一塁方向には一塁ベースがあった。

「う~ん、じゃぁさぁ、オマエ、バッターボックスに入って、打ったつもりで走れば」って提案してみた。リョー坊は「わかった」って言うと、左バッターボックスに駆けて行った。

ボクはその旨を女性に頼むと、快く「いいですよ」って返事が戻ってきた。

しばらく『打ったつもりベーラン』が続いたあと、『打ってベーラン』に内容が変わった。

ボクがセカンド、K川理事がファーストに入った。

何回か一塁アウトを奪ってやると、リョー坊はショート側の左方向に打ち始めた。ボクが追いつけないのをいいことに、勝手にランニングホームランなんてしやがった。しまいにゃぁ、セーフティーバントなんかやりだして、もう、やりたい放題になってしまった。

こりゃぁマズイことになったと思って、ボクはリョー坊にダメ出しすると、女性と理事とキャッチャーの老人に「スミマセン」って頭を下げた。すると、リョー坊は、さっと帽子を脱ぐと野球語で「ありがとう#☆П!シタッ」ってボクより深々と頭を下げやがって、ボク的にはその姿は点数稼ぎの態度にしか見えなかったけど、それはなかなか好印象だったみたいだ。

そんなワケで、昨日は、リョー坊オンステージ状態の練習?だったんだけど、家に帰ると、カミさんは既にフトンに入っていた。

39.8度の高熱を出してたのだ!!。

ヤバイ!。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする