1969/04/09に生まれて

1969年4月9日に生まれた人間の記録簿。例えば・・・・

美技の必需品

2010-04-14 21:45:59 | 雑談の記録
「トランポリンが置いてある施設をHRNコーチはご存知ですか?」

今日、愚息が通っている陸上クラブ(KURS)の練習が終わった後に、主幹のHRNコーチに尋ねたのでした。

常設で使用できる施設についての知識はないとの返事でしたが、県立及び市立体育館にはあるだろうとのことでした。また、体操クラブではそれらを使用しているだろうとのことでした。

「何か考えておられるのですか?・・・」

「いや、別に、特には・・・・・・」

この会話を聞いていた愚息に、車中で質されたのでした。

「う~ん・・・・、こないだ見たんだよ・・・・」

3月下旬、現場の帰りに寄った友人が経営している赤瀬海岸のレストランから、エビフライ・貝汁定食を頬ばりながら、その光景を見たのでした。

レストランは海岸に面していて、大きなガラス窓から有明海が一望できるのだけれど、その日、目に付いたのは一匹の鳶(トンビ)と一匹の烏(カラス)。

カラスは道路沿いのコンクリート防波堤に佇んでいたのだけれど、上空にトンビが現れると、そのトンビに向っていくのでした。
カラスに縄張りがあるのかどうか判らないけど、そのカラスの行動から察するに、そのカラスは明らかにトンビを威嚇している様子でした。もちろん、体の大きさはトンビのほうが一回り大きく、最初は、そんなトンビに果敢に挑んでいくカラスを凄いなぁ~と感心しながら眺めていたのですが、しばらく見ているうちに不思議?なことに気がついたのでした。
トンビは体が大きく滑空能力に長けているのですが、旋回能力はカラスが上。
カラスの攻めは、自分の能力を最大限に生かしながらトンビのバランスを殺ぐような飛行を繰り返すのでした。トンビはしばしばバランスを崩しきりもみ状態になりました。墜落寸でのところでバランスを取り戻して上昇しながらカラスを突き放すのですが、トンビのきりもみ状態を攻め続けるカラスの飛行にボクは感歎の声をあげたのでした。
そして、双方の飛行を見ながら「鳥」の空中バランスの凄さに気が付いたのでした。


鳥だから空中バランス能力に優れている・・・・・・・・。
果たして、・・・そうなのだろうか?。疑問が湧きました。

空中バランス能力に優れていたから鳥になれたのでは?。
鳥に進化できたのでは?。

おそらく、我々には空中バランス能力-空中バランスセンサー-が備わっています。

皆さんに問いたい。

ターザンごっこをしたことがありますか。
ブランコジャンプをしたことがありますか。

空中で感じたスリリングな気持ちと、うまく着地できたときの爽快感。


これは野球における美技と同じ。
空中バランスが出来なければ捕球はできない。
空中バランスが出来なければ捕球後に大怪我。



陸上における愚息の得意種目は走り幅跳び。
空中姿勢と着地が重要。問われるのは空中バランス。


トランポリン。
エクストリーマーの必需品なのである。
コメント
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