準備に対する結果を記録しておこうと思う。
誰かが言っていたと思うけど、「負けに不思議の負け無し」。
昨日のマイナーはまさにそういう試合だった。
メジャー戦のあとの2試合目。
我がマイナーは先攻。
先頭打者は愚息だった。
相手ピッチャーはメジャーでも登板経験豊富なIID投手。
IID投手は、5年生投手としてはおそらく九州No.1。160cm近い長身からしなやかな腕の振りが特徴でストレート、スライダーのキレは抜群。
ボクは2塁審をつとめていた。
相手に不足は無かったはず。
ただ、こういう記憶はボクには無かった。
愚息は一度もバットを振らず、ベンチに戻って行った。
それが試合の全てを物語っていた。
1回裏。マウンドに立ったのは愚息。
単打でランナーを背負うも、無難に抑え失点は無し。
しかし、内野陣は既に死に体。
たまらず、攻守交代時に選手に言った。
「本当に声出してみろよ!」
結局、愚息は3回途中で1アウトも取れず3失点。満塁のままピッチャー交代。結局、大量失点のお膳立てをしただけだった。一方、打線は3回までノーヒット。愚息は二打席目も見逃し三振だった。
なんじゃそりゃ!
4回2死満塁の三打席目は1点差につめよる走者一掃の左中間3塁打を放ったけど時すでに遅し。
マイナーは2試合を行い、結局2敗。
傍目には、愚息は攻守に活躍したように見えたもしれない。
しかし・・・。
帰りの車中でボクは愚息を罵った。
「なんだよ、アレ・・・、・・あの見逃しはなんなんだよ!・・・、バットはなぁ!、打つためにあるんだよ!、振りもできないヤツがバッターボックスに入る資格なんてねぇ~んだよ!、オマエにバットなんざ100年早えぇよ!。・・・・よく考えてみろ!、オマエは先頭打者で切り込み隊長なんだぞ、しかもキャプテン・・・、あんなんじゃぁ、誰もついて来ねぇ~だろうが、・・・・オマエはバカじゃねぇのか・・・、そんなことも、まだ、分かんねぇで野球やってんのか・・・やめちまえ!」
言い分があるみたいだったけど、敗戦の責任は愚息にあったと思う。
監督・コーチは必死だった。
帰宅後、丸太背負いヒンズースクワット2000回を課した。
その後、夕食を共にしながら愚息の言い分を聞いた。
最初から昨日は雰囲気が良くなかったとのこと。
試合前のキャッチボール、練習のときから声が全然出てなくて、それをなんとしたかったけどどうにもならなかったとのこと。そして、そのまま試合時間となり不安な心のまま打席に入ったとのこと。
なるほどと思った。確かに練習試合の連絡は、前日の遅い時間だったし朝になって知った選手もいたそう。準備不足と言えばそれまでかもしれない。しかし・・・。
「ナルホド、そういう不安な心の状態じゃぁバットは振れないということがよく分かったわけだ・・・、それはいい勉強になったね・・・・しかし、そういうときだからこそ振るべきじゃないのかな・・・・、結局、オマエの心の不安がみんなを不安にさせたんだよ・・・・そう思わないか・・・・、リーダーって大変なんだよ・・・自分の心から不安を取り除くってスッゴイ大変なことなんだよ・・・、でも、もうわかってきたかもしれないけど・・・、そういう時こそ「今」に集中するんだ・・・・野球で言えばボールに集中すること・・・そういことだと思うな・・・」
この一打に賭けろ~、
気合いでふりぬけよ~、
誰もオマエは止められぬ~、
愚息よ!カットバセェー!
誰かが言っていたと思うけど、「負けに不思議の負け無し」。
昨日のマイナーはまさにそういう試合だった。
メジャー戦のあとの2試合目。
我がマイナーは先攻。
先頭打者は愚息だった。
相手ピッチャーはメジャーでも登板経験豊富なIID投手。
IID投手は、5年生投手としてはおそらく九州No.1。160cm近い長身からしなやかな腕の振りが特徴でストレート、スライダーのキレは抜群。
ボクは2塁審をつとめていた。
相手に不足は無かったはず。
ただ、こういう記憶はボクには無かった。
愚息は一度もバットを振らず、ベンチに戻って行った。
それが試合の全てを物語っていた。
1回裏。マウンドに立ったのは愚息。
単打でランナーを背負うも、無難に抑え失点は無し。
しかし、内野陣は既に死に体。
たまらず、攻守交代時に選手に言った。
「本当に声出してみろよ!」
結局、愚息は3回途中で1アウトも取れず3失点。満塁のままピッチャー交代。結局、大量失点のお膳立てをしただけだった。一方、打線は3回までノーヒット。愚息は二打席目も見逃し三振だった。
なんじゃそりゃ!
4回2死満塁の三打席目は1点差につめよる走者一掃の左中間3塁打を放ったけど時すでに遅し。
マイナーは2試合を行い、結局2敗。
傍目には、愚息は攻守に活躍したように見えたもしれない。
しかし・・・。
帰りの車中でボクは愚息を罵った。
「なんだよ、アレ・・・、・・あの見逃しはなんなんだよ!・・・、バットはなぁ!、打つためにあるんだよ!、振りもできないヤツがバッターボックスに入る資格なんてねぇ~んだよ!、オマエにバットなんざ100年早えぇよ!。・・・・よく考えてみろ!、オマエは先頭打者で切り込み隊長なんだぞ、しかもキャプテン・・・、あんなんじゃぁ、誰もついて来ねぇ~だろうが、・・・・オマエはバカじゃねぇのか・・・、そんなことも、まだ、分かんねぇで野球やってんのか・・・やめちまえ!」
言い分があるみたいだったけど、敗戦の責任は愚息にあったと思う。
監督・コーチは必死だった。
帰宅後、丸太背負いヒンズースクワット2000回を課した。
その後、夕食を共にしながら愚息の言い分を聞いた。
最初から昨日は雰囲気が良くなかったとのこと。
試合前のキャッチボール、練習のときから声が全然出てなくて、それをなんとしたかったけどどうにもならなかったとのこと。そして、そのまま試合時間となり不安な心のまま打席に入ったとのこと。
なるほどと思った。確かに練習試合の連絡は、前日の遅い時間だったし朝になって知った選手もいたそう。準備不足と言えばそれまでかもしれない。しかし・・・。
「ナルホド、そういう不安な心の状態じゃぁバットは振れないということがよく分かったわけだ・・・、それはいい勉強になったね・・・・しかし、そういうときだからこそ振るべきじゃないのかな・・・・、結局、オマエの心の不安がみんなを不安にさせたんだよ・・・・そう思わないか・・・・、リーダーって大変なんだよ・・・自分の心から不安を取り除くってスッゴイ大変なことなんだよ・・・、でも、もうわかってきたかもしれないけど・・・、そういう時こそ「今」に集中するんだ・・・・野球で言えばボールに集中すること・・・そういことだと思うな・・・」
この一打に賭けろ~、
気合いでふりぬけよ~、
誰もオマエは止められぬ~、
愚息よ!カットバセェー!