昨日は、野球の練習が終わったあと、カミさんと二人で県立劇場で行われた熊工吹奏楽部OBの定期演奏会-Green Concert-に行ってきた。
ビッグバンドジャズ、クラッシック、ソウル、ストリートダンス・スポーツダンスコラボ、マーチングドリル、ドラムライン。
3部構成からなるカンペキなBIG STAGE SHOWだった。
何しろ、団員の多くは全国大会経験者で、ここ2年は全国大会で金賞を受賞。
そりゃぁスゴイはずだよね!
コンサートのあとは、カミさんと家でゆっくりするつもりで、帰りにいいお酒を買うためにお店に寄った。だって、昨日は結婚記念日だったから・・・。
だけど、そのお店でお酒を物色していたら・・・カミさんの携帯が鳴った。
ボクは携帯を家に忘れていた。
SGAオヤジからだった。
「hiratakuwaさん、まだ来んと?・・・・、オレ、一人よ・・・・」
SGAさんちの息子はシニア。奥さんと息子さんは宮崎に遠征だったのだ。
「あれ、昼に言ったたい・・・、今日、ウチは結婚記念日ばい・・・」
「・・・だけんなんね・・・、結婚記念日は来年もあるし再来年もあるとよ・・・、それより・・・オレは、今日、一人とよ、・・・ヨメも息子もおらんとばい・・・ねぇ、hiratakuwaさん・・・、待っとるけんね」
「ば~、そぎゃんこつ言われてもねぇ~」
「今ね~、居酒屋に一人とよ、・・・・隣の席にはねぇ・・・巨乳のおねぇちゃんがおる・・・見たかろ!・・・」
「なん言いよっとね、寂しかなら、そのおねぇちゃんに声ばかけて一緒に飲めばいいたい!」
「オレはそぎゃんこつしきらんもん、オレには、ヨメがおっとばい!」
「あ~、も~、やかましかねぇ!、どけおっとね!」
「近所の居酒屋たい!」
「店の人にかわって」
ボクはお店の人に店名と住所・電話番号を聞いた。
SGAオヤジはすでにロレツが廻っておらず、生まれつきのヒドイ方向音痴だった。
家に戻った。そのときカミさんが言った。
「・・・老後はSGAさんに面倒みてもらってね・・・」
ボクは隣市に向けて車を走らせた。
馴れない街でお店を探しながらの夜の運転だった。
信号無視をやらかし、間一髪という出来事があった。
ようやくお店に着いた。
しかし、SGAオヤジの姿はそこには無かった。
「バカヤロー」
携帯がなった。
SGAオヤジからだった。しかし、その声は、完全に干からびており、明らかに年配の女性だった。
ボクはその女性の説明のとおり移動を開始した。
ドアを開けた。
カウンターにマイクを握ったアンポンタンがいた。
他にお客はいなかった。
歌が終わった。
「hiratakuwaさん、やっぱ、あんたはたいしたもん!・・・あ~~ばってん、hiratakuwaさんマジでごめん・・・、ほんとに、さっきまで、すっげー巨乳がおったとよ・・・、こんなかんじだったけん・・こんな・・」
アンポンタンは巨乳のジェスチャーをしてみせた。
「ウソばっか言うな!」
「ま、ヨカたい・・・飲むばい・・・なんか唄いなっせ・・・」
そしてカラオケの夜は更けていったのですが・・・・、
いつしか、ボクもスッカリできあがり・・・・、深夜に遠くの女性に電話をしたのでした。
その女性は以前記録した東京在住のシングルマザー。MIWさん。
こないだ電話で意味深な話があり、その直後に、サックスマンからも意味深な電話がかかってきて、そのことがずっと頭の隅に残っていたのでした。
「あ、もしもし・・夜遅くにごめんね・・・、こないだの話し、続きだったでしょ・・・なんか気になってさ・・・」
横ではSGAオヤジがさらにアンポンタンを増幅させていた。
もちろんボクも相当のアンポンタンだったのだけど、彼女は優しかった。
「・・・え?、hiratakuwa君、まだ聞いてないの?」
「聞いてないよ?・・・確かにこないだの電話のあとSRH君から電話があったけど・・・そのとき、オレ、高速で運転中でね・・・ちゃんと・・・」
「・・・あ、そうなんだ・・・、でも・・・私からはやっぱり言えない・・・、SRH君に電話してみて・・・大丈夫と思う・・・」
電話を切った。
ボクは確かにアンポンタンだったけど、予感はあったし、・・・頭をフルチンじゃなかったフル回転させた。
ナルホド、記念誌作りが遅れるワケだ。それどころではないよね、二人は・・・
阿蘇で行われていたプライベートライブ中の休憩時間だったのかもしれない。
SRH君はすぐに電話に出てくれた。
「実は、ボクら結婚するんだ・・・、まず、hiratakuwa会長に言っとかなくちゃと思って・・・」
そう、ボクは中学校の学年同窓会会長。二人は今年のお正月にやった同窓会が縁なのである。さしずめ、ボクは愛のキューティクルじゃなかったキュティーハニー。
トニカク、その話しを聞き、ボクは一気に絶頂に達した。
エクスタシーだった。
ボクの興奮は、SGAオヤジ、年配ママに即伝染した。
SGAオヤジは、すっかり興奮して「トーキョーのオンナ、トーキョーのオンナ」と連発した。そして80年代から90年代のラブソング?を立て続けに熱唱。
携帯はMIWさんに繋がったままだった。
それが、ボクとSGAオヤジの、心からのお祝いだった。
年配ママもMIWさんとずいぶん長く話しているようだった、ボクの携帯で。
結局、SGAオヤジんちに外泊。
美味い酒はホントに飲みすぎちゃうネ。
勝利の酒もうまいけど、こんなに愛の酒が美味いなんて知らなかった。
もっと「愛の酒」が飲みたいです!
ビッグバンドジャズ、クラッシック、ソウル、ストリートダンス・スポーツダンスコラボ、マーチングドリル、ドラムライン。
3部構成からなるカンペキなBIG STAGE SHOWだった。
何しろ、団員の多くは全国大会経験者で、ここ2年は全国大会で金賞を受賞。
そりゃぁスゴイはずだよね!
コンサートのあとは、カミさんと家でゆっくりするつもりで、帰りにいいお酒を買うためにお店に寄った。だって、昨日は結婚記念日だったから・・・。
だけど、そのお店でお酒を物色していたら・・・カミさんの携帯が鳴った。
ボクは携帯を家に忘れていた。
SGAオヤジからだった。
「hiratakuwaさん、まだ来んと?・・・・、オレ、一人よ・・・・」
SGAさんちの息子はシニア。奥さんと息子さんは宮崎に遠征だったのだ。
「あれ、昼に言ったたい・・・、今日、ウチは結婚記念日ばい・・・」
「・・・だけんなんね・・・、結婚記念日は来年もあるし再来年もあるとよ・・・、それより・・・オレは、今日、一人とよ、・・・ヨメも息子もおらんとばい・・・ねぇ、hiratakuwaさん・・・、待っとるけんね」
「ば~、そぎゃんこつ言われてもねぇ~」
「今ね~、居酒屋に一人とよ、・・・・隣の席にはねぇ・・・巨乳のおねぇちゃんがおる・・・見たかろ!・・・」
「なん言いよっとね、寂しかなら、そのおねぇちゃんに声ばかけて一緒に飲めばいいたい!」
「オレはそぎゃんこつしきらんもん、オレには、ヨメがおっとばい!」
「あ~、も~、やかましかねぇ!、どけおっとね!」
「近所の居酒屋たい!」
「店の人にかわって」
ボクはお店の人に店名と住所・電話番号を聞いた。
SGAオヤジはすでにロレツが廻っておらず、生まれつきのヒドイ方向音痴だった。
家に戻った。そのときカミさんが言った。
「・・・老後はSGAさんに面倒みてもらってね・・・」
ボクは隣市に向けて車を走らせた。
馴れない街でお店を探しながらの夜の運転だった。
信号無視をやらかし、間一髪という出来事があった。
ようやくお店に着いた。
しかし、SGAオヤジの姿はそこには無かった。
「バカヤロー」
携帯がなった。
SGAオヤジからだった。しかし、その声は、完全に干からびており、明らかに年配の女性だった。
ボクはその女性の説明のとおり移動を開始した。
ドアを開けた。
カウンターにマイクを握ったアンポンタンがいた。
他にお客はいなかった。
歌が終わった。
「hiratakuwaさん、やっぱ、あんたはたいしたもん!・・・あ~~ばってん、hiratakuwaさんマジでごめん・・・、ほんとに、さっきまで、すっげー巨乳がおったとよ・・・、こんなかんじだったけん・・こんな・・」
アンポンタンは巨乳のジェスチャーをしてみせた。
「ウソばっか言うな!」
「ま、ヨカたい・・・飲むばい・・・なんか唄いなっせ・・・」
そしてカラオケの夜は更けていったのですが・・・・、
いつしか、ボクもスッカリできあがり・・・・、深夜に遠くの女性に電話をしたのでした。
その女性は以前記録した東京在住のシングルマザー。MIWさん。
こないだ電話で意味深な話があり、その直後に、サックスマンからも意味深な電話がかかってきて、そのことがずっと頭の隅に残っていたのでした。
「あ、もしもし・・夜遅くにごめんね・・・、こないだの話し、続きだったでしょ・・・なんか気になってさ・・・」
横ではSGAオヤジがさらにアンポンタンを増幅させていた。
もちろんボクも相当のアンポンタンだったのだけど、彼女は優しかった。
「・・・え?、hiratakuwa君、まだ聞いてないの?」
「聞いてないよ?・・・確かにこないだの電話のあとSRH君から電話があったけど・・・そのとき、オレ、高速で運転中でね・・・ちゃんと・・・」
「・・・あ、そうなんだ・・・、でも・・・私からはやっぱり言えない・・・、SRH君に電話してみて・・・大丈夫と思う・・・」
電話を切った。
ボクは確かにアンポンタンだったけど、予感はあったし、・・・頭をフルチンじゃなかったフル回転させた。
ナルホド、記念誌作りが遅れるワケだ。それどころではないよね、二人は・・・
阿蘇で行われていたプライベートライブ中の休憩時間だったのかもしれない。
SRH君はすぐに電話に出てくれた。
「実は、ボクら結婚するんだ・・・、まず、hiratakuwa会長に言っとかなくちゃと思って・・・」
そう、ボクは中学校の学年同窓会会長。二人は今年のお正月にやった同窓会が縁なのである。さしずめ、ボクは愛のキューティクルじゃなかったキュティーハニー。
トニカク、その話しを聞き、ボクは一気に絶頂に達した。
エクスタシーだった。
ボクの興奮は、SGAオヤジ、年配ママに即伝染した。
SGAオヤジは、すっかり興奮して「トーキョーのオンナ、トーキョーのオンナ」と連発した。そして80年代から90年代のラブソング?を立て続けに熱唱。
携帯はMIWさんに繋がったままだった。
それが、ボクとSGAオヤジの、心からのお祝いだった。
年配ママもMIWさんとずいぶん長く話しているようだった、ボクの携帯で。
結局、SGAオヤジんちに外泊。
美味い酒はホントに飲みすぎちゃうネ。
勝利の酒もうまいけど、こんなに愛の酒が美味いなんて知らなかった。
もっと「愛の酒」が飲みたいです!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます