濃飛樹脂軌道

おもちゃ修理、鉄道玩具「プラレール」、独立型ソーラー発電、電気自動車など、理系技術系の話題がメインです。

関おもちゃ病院201612

2016-12-11 17:15:18 | おもちゃ病院
昨日は関おもちゃ病院を訪れました。
年の瀬だけあって忙しいのかドクターは少なめ、依頼客もまばらでした。
前半はドクター同士の雑談に終始、実に平和な朝でした…直ったおもちゃを引き取りに来る持ち主しか来なかった。

ところが後半になると状況は一変、4名5件もの修理依頼が舞い込んできました。
そのうち2件はプラレール・トーマスシリーズ!我輩の得意なジャンルですが…しかし我輩が直しても勉強にならないので関のドクターたちに一任。
持ち込まれたのは3号(ヘンリー)と5号(ジェームス)、いずれもパッと見ただけで断線が判明(電線が切れていた)。
…しかしそれだけで決めつけても治らない場合があるので、念のため我輩は電池で動くかどうか確認を依頼…モーターに直接1.5Vを印加して動くのを確認。
連結器は正常であり他に問題はないため、配線の交換だけ行うことに。
結果、どちらも普通に動くようになったので即日返却と相成りました…持ち主が同じだったので壊れるところも同じでした。

プラレールのトーマス系蒸気機関車で炭水車がついているものは子供が振り回すと決まって配線切れが起きてしまいます…関のドクターたちはオリジナルと同じ太さの配線を使っていましたが、我輩などプラレーラーはウィークポイントの補強策を考えて少し太めの電線を使うことが多いです。
各ドクターの考え方もあるのですが…どっちがいいのか?
もし連結器が壊れるほど振り回す持ち主であれば、細い線を使って「今度振り回したら壊れるよor直らなくなるよ」と注意して返すべきかもしれませんね…それがモノを大切にする教育につながるのであれば、自分は断線個所を半田付けするだけで済ませるかもしれません(爆)
同じ個所が壊れて何度も修理依頼に来る人に対しては、プラレールに限らず「次回壊れたらお手上げ」にして返す方法もアリではないかと思います…評判が落ちる懸念もありますが、一定の信念があれば問題あるまい。

関は12/18、美濃市で12/24にもありますが、いずれも仕事やイベントなどで都合がつかないので終了時に関の会員各位へ「よいお年を」とご挨拶して帰りました。
来年も関おもちゃ病院をごひいきに。ではでは。