濃飛樹脂軌道

おもちゃ修理、鉄道玩具「プラレール」、独立型ソーラー発電、電気自動車など、理系技術系の話題がメインです。

ソーラーワークショップ・2019年問題

2019-01-20 19:32:00 | 社会・雑談
みのかもおもちゃ病院のあと、セレナ6ヶ月点検で日産ディーラーへ…バッテリー交換時期なのは薄々判っていたが予算の都合上次回回しです。
リーフe+の話題が出てましたが、62kWhは容量過大なので保留…自宅の電気容量は6kVAなので買うなら分電盤や配線の変更が必要です!

このあとも講座資料印刷などで時間を食い、さらには実家からの緊急招集もあってパワーポイントのプレゼンを充分見直す時間もないまま講座突入と相成りました。

13名の受講生が揃ったところで19時開始。
今回の講座というかワークショップは2019年問題、いわゆるFIT固定買取制度終了後の自宅ソーラー発電活用方法を語る講座を目指してきました。

前半の一時間は講師から受講生へ各種事情の説明と講師の持論を述べました。
…しかし随所でアンケートを実施したところ、講師よりソーラー歴の長い受講生が大半を占める有様!!(爆)講師より上手の受講生が色々語りだす始末で己の浅知恵ぶりが露呈しました。
所詮「やってみなくちゃ判らない」話ですが、このワークショップはまだ初回、今後各地で実施予定ですので会を重ねるごとにフィードバックして洗練させていく所存です。
中にはパネルが複数枚壊れて都度パネルを減らしながら運用しているツワモノも…逆に受講生から講師へ訓えてくれるパターンですが、生きた実体験を聞けたのは実にありがたいです。
この講座は男女半々の参加でしたが、男性は自体験や知識をありったけ語ってくれる方が多く、電気のことがわからない女性受講者の質問にも答えてくれたから彼らの存在が己の無学ぶりを助長するも大いに助かったのは事実です。

自分が提案したのは以下の通りです。
・家庭用蓄電池の導入(まだ高いのでお勧めしない)
・エコキュートの昼間稼動(天候により変化する)
・電気自動車(EV)への充電(稼動パターンに制約アリ)
・電気自動車+V2H(車から家へ)の活用で家庭用蓄電池の代わりにする(同上)
・ニッケル水素蓄電池やレジャー用バッテリーへ蓄電(ささやかな蓄電)
・オフグリッドソーラー(蓄電式ソーラー発電)への転換
…いずれも月並みだったかもしれませんが、電気自動車に乗っている受講生が一人も居ない地点で講師冥利ではありました。
講師として講座をわかりやすくするため、いろんなカタログや家庭蓄電グッズを見せて判りやすくしたつもりですが、まだまだ一般の方には理解できていない様子でした…先駆者としていろいろ知恵を絞っていきたいです。今後の課題

後半はグループ論議や質問点への回答などに費やしました。
V2Hへの質問が多くを占め、自分が説明に廻りました。
あとは電気自動車論議もあり、これは受講生も「動く蓄電池」の利点を知っていたようで納得いただけました。
あとエコキュートの欠点が多く出たのも納得。低周波振動問題など今後問題になってくる話で語り合えたのもよかったです。

こうして2時間半の講座は難なく終了。皆様お疲れ様でした。
アンケート結果は集計して今後に生かすつもりです。