平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い2356 「顔学」とマスク生活

2021-10-03 10:56:52 | 日記
コロナで、すっかりマスク生活が定着した。
緊急事態宣言が解除されたが、まだまだ、第6波の感染拡大の危険性があるようで、マスクから解放
される時は、まだまだ、先のこと。
今朝の、日経新聞のコラム「春秋」で、「顔学」で、マスクが影響していることについて触れていて、
興味深かった。(「顔学」なんて学問があることも知らなかった)
東大名誉教授で、「顔学」の権威?原島博さん。
「人間は、顔の下半分で、感情を表し、上半分で、『私は何者か』を知らせる。だから、会話する時、
相手の口元が見えないと、相手の気持ちを、良く汲み取れない」
確かに、コロナ・マスクは、親密な人との会話が、なんとなく、依然とは違い、気持ちの交流がうまくない、
と感じ、マスクでしゃべりにくいこともあって、中途半端な会話で終わってしまうことも、まま、ある。
欧米の人々が、マスクを着けたがらないのは、「お互いの感情・気持ちを、伝え合うには、口元が見えて
いることが自然なのだ」、という社会だから、らしい。
日本では、花粉や風邪の予防などで、マスクを着けるのが当たり前になっているが、濃密な人間関係が
煩わしくて、口元を隠して内面(気持ち)を知られないように、マスクを着ける、その方が気楽だ、
という面もあったのではないか。だから、欧米の人に比べ、マスクに抵抗感が小さいのではないか、という
見方もあるようだ。ウーン、なるほど、と同感。
フランスの哲学者「レヴィナス」は、「顔は、自分自身の傷あと」と言っているそうだ。
鏡に映る自分の顔、総裁選でうごめいた、安倍・麻生・甘利さん達の顔、いろいろな傷あとがあるなあ、と
実感。
政治家の皆さんのように、他人を欺いたり、自殺させたりした傷あとが無いだけ、自分の顔はマシかも。
ウォーキング中に出会った花と雲。

10月3日「今日は何の日カレンダー」より
▲山田長政、徳川幕府から通商貿易の許可証、朱印状を許される(1629)▲イタリア・エチオピア戦争(1935)
 ▲イギリス初の原爆実験(1952)▲日本武道館開館(1964)▲フジテレビで、渥美清主演のドラマ「男はつらいよ」
の放送が始る。 やがて松竹で映画化され前代未聞の人気シリーズ映画になる(1968)▲初の自動車排気ガス規制
が決まる(1972)▲東西ドイツ統一(1990) ▲ドイツが第一次世界大戦の賠償金の支払いを完了(2010)▲枝野幸男
らが立憲民主党を立ち上げる(2017)