イランとアメリカのウラミの確執は、スサマシいなあ、とガッカリします。
5月19日に、イランの大統領が乗ったヘリコプターが、濃霧で視界不良の中、墜落し、大統領など乗っていた人
全員が死亡しました。
イラン当局が、墜落原因を調べていたら、墜落したヘリが、1960年代の米製ヘリだったことが判ったのです。
イラン大統領が、そんな古い米製ヘリを使わざるを得なかったのは、「アメリカのせいだ」と、反アメリカの世論が
またまた、高まっているようです。
1979年のイラン革命で、親米派の政権が崩壊以後、イランと米国の関係は、最悪の状態が続いているのです。
イランの学生たちが、米大使館を占拠事件で、1980年、アメリカは、イランとの国交を断絶、経済制裁を強め、
1995年には、全面的にイランへの輸出を禁止したのです。
表面的な、制裁理由は、テロ支援国家であること、中東和平に反対していること、大量破壊兵器を開発していること、になっていますが、反米政権に対するウラミが、根底にあるように思えます。
アメリカにとっては、そんな古い米製ヘリを使っているなんて、知るよしもないし、ヘリ墜落が、経済制裁のせい、って言われ、反米世論に使われるなんて、「いい迷惑」なのです。
国と国との関係は、政権次第で、良くなったり、悪くなったりするのです。
それぞれの国の、政権トップ次第なのです。
仲良くした方が、お互いの国民のためなのですが、悪い政権トップは、国民の支持を集めたり、自分の失政をうやむやにするために、他国を悪者にして、「一致団結」の熱気を作り出すのです。
太平洋戦争を仕掛けた日本の軍事政権も、プーチンも、ネタニヤフも、バイデンも、習近平も、・・・。
国民のためよりも、政権維持のためになってしまうのです。
私たち国民は、常に、政治家が、国民のための政治家かを、ちゃんと見張り、選挙で選別しないと、ズルズル、
戦争に巻き込まれてしまうのです。
5月26日「今日は何の日カレンダー」より 東名高速全線開通記念日、ラッキーゾーンの日、ル・マンの日
▲応仁の乱(1467)▲ロシア船が来航、ゴローニンの釈放を求める(1813)▲日米約定(下田条約)調印(1857)
▲北条県(岡山県)で血税反対の農民暴動(1873)▲兌換銀行券条約を定める(1884)▲第1回ル・マン24時間耐久レース開催(1923)▲米大統領クーリッジが排日移民法に署名(1924)▲第1回全日本学生陸上競技大会開催。
「位置について、用意」というスタート合図始まる(1928)▲京大の滝川教授の休職が発令。滝川事件(1933)
▲双葉山横綱に(1937)▲フォルクスワーゲン第1号誕生(1938)▲甲子園球場にラッキーゾーン設置(1947)
▲東名高速道路全線開通(1969)▲日本海中部沖地震。死者104人(1983) ▲三浦雄一郎、75歳7か月史上最年長でエレベスト登頂(2008)▲ゾウの花子亡くなる(2016)▲北海道道東で、5月として記録的酷暑佐呂間
39.5℃など(2019)▲長野・中野市で、4人殺害した猟銃人質犯捕まる(2023)