
ローマ教皇フランシスコさんが来日した。原爆が投下された広島・長崎を訪れた。
長崎で、「核兵器が悲劇的な結果をもたらすことを示す証人の町だ」とメッセージ。
「核兵器や大量破壊兵器を持つことは、平和や安定につながらない」と、
「真の平和は、非武装の平和以外あり得ない」と訴えた。
核兵器が飛び交う戦争になったら、人類は滅亡する。
現在、世界に13000発の核兵器があるとのことのである。
人類を、7回全滅できる数なのである。
ものスゴイ税金を使って、使えない核兵器を造り保有する米ロ中英仏の国連常任理事国中心に、
インド、パキスタン、イスラエル、北朝鮮なども保有。
「抑止力」という理屈で、お互いに、仮想敵国に対抗するために「核武装競争」の泥沼にハマっている。
「俺達は、核兵器を持っていても良いが、北朝鮮やイランなど、持ってはいかん」という大国の
身勝手で、傲慢な姿勢は、必ず、北朝鮮のような国が出てくる危険を産む。
狂信的な独裁者やテロ集団が核兵器を持ったら、と思うと背筋が凍りつく。
大国が、率先して「おれたちも廃棄するから、みんなも持つのは止めよう」とならない限り、核廃絶は
絶対実現出来ない。
核兵器ばかりではなく、軍拡競争のバカらしさを、政治家は知っている筈だ。
武力で紛争を解決しようとする限り、真の平和はないことも、政治家は知っている筈。
憲法で、「軍隊を持たない」と決めている、中米の「コスタリカ」では、
「軍隊を持っていると、政治家が利用したがる、だから憲法で軍隊を持たない」と決めたようだ。
日本も、憲法で、軍隊を持たないことを決めている。
真の平和は、核兵器も、軍隊も、地球上からなくすことなのだ。
ローマ教皇のお気持ちが世界に行きわたるように、政治家は真摯に努力すべきだ。
ウォーキング中に出会った花。



11月25日、「今日は何の日カレンダー」より
ハイビジョンの日(郵政省)(1125は走査線数)、憂国忌
▲武将熊谷直実、出家して蓮生坊に(1192)▲毛利元就、同隆元・吉川元春・小早川隆景に3本の矢訓戒(1557)
▲伊能忠敬が第2回の九州測量に旅立つ(1811)▲第一回帝国議会召集(1890)▲戦艦「長門」完成(1920)
▲天皇の脳の病により皇太子裕仁が摂政に就任(1921)▲鉄道車両にストリームライナー(流線型)登場(1934)
▲日独防共協定、ベルリンで調印(1936)▲東京裁判所で阿部定事件の第1回公判が開かれる(1936)
▲第一回共同募金開始(1947)▲東京会館でパリのデザイナー、クリスチャン・ディオールのファッション・
ショーが開催され、ディオール旋風が起る(1953)▲新宿西口広場完成(1966)▲作家の三島由紀夫、楯の会
メンバーと東京・市ヶ谷の自衛隊に乱入。クーデターを訴えたが失敗し、隊内で割腹自殺。45歳。憂国忌(1970)
▲キューバの革命主導者カストロ死去(2016)▲EU首脳会議でイギリスのEU離脱条件決める(2018)