先ほど書きました七草がゆに登場した青菜、うんちくを思い出したので傾けさせてください(笑)
緑黄色野菜のなかの緑色をした野菜、不思議なことに、我々は青野菜といいます。ほうれん草や小松菜など、明らかに青色ではありません。「青果市場に行こう」とは言いますが、「緑果市場に行こう」なんて絶対に言いませんよね。どうして緑色をした野菜なのに、青野菜というのでしょう。
日本には古来、緑という言葉がなかったそうで、その色感を表現する場合、すべて「青」で表現し、長い年月を経て今日にいたったのです。
先ほど書きました七草がゆに登場した青菜、うんちくを思い出したので傾けさせてください(笑)
緑黄色野菜のなかの緑色をした野菜、不思議なことに、我々は青野菜といいます。ほうれん草や小松菜など、明らかに青色ではありません。「青果市場に行こう」とは言いますが、「緑果市場に行こう」なんて絶対に言いませんよね。どうして緑色をした野菜なのに、青野菜というのでしょう。
日本には古来、緑という言葉がなかったそうで、その色感を表現する場合、すべて「青」で表現し、長い年月を経て今日にいたったのです。
1月7日、今日の朝、七草がゆを食べて、これからの一年、病気にかからないことを祈ります。七草がゆを簡単に調べてみました。七草がゆは、信仰ばかりでなく、正月の御馳走で駆使された胃腸を休ませて、青菜をとることで冬場の栄養補給をする、という実用的な意味合いもあります。隋の時代から、中国では1月7日に官僚の昇進を決めていたようです。当日の朝、「どうか、昇級できていますように!!!」と願をかけて、薬草である若菜をお粥に混ぜて食べたことに七草がゆの起源があるようです。これが日本に伝わると、平安時代には、宮中の儀式で、若菜を入れたお粥を食べるようになります。江戸時代に入り、桃の節句や、菖蒲の節句と同様に、「七草の節句」として幕府が定めました。それが1月7日には、七草粥を食べる習慣として庶民の間で定着するようになります。今でも、伊勢神社では、1月7日に、若菜のお粥をお供えするしきたりが残っているそうです。