現在、逆流性食道炎と歯ぎしりとの関連性が指摘されております。実際、僕の患者さんで、逆流性食道炎を患っている女性がいらっしゃいます。先日、ブリッジの装着にいらした際、「失礼ですが歯ぎしりを指摘されたことがおありでしょうか?」とお尋ねしましたら、イエスの返答をいただきました。マウスピースの装着などで、逆流性食道炎が治ったという報告を耳にしたことがあります。前後しますが、動物実験でも、その関係性は明らかになっております。消化器内科とタイアップすることで、消化器系の一部としての口の役割が今後さらに重要視されるようになれば、歯科のすそ野も広がっていくのではないか、と不遜にも考えております。
灯油ストーブの灯油缶に、灯油をぎりぎりまで入れるのは、かなりの集中力を必要とします。自動ポンプを早く切ると、缶容量の三分の二ほどの到達度ですし、少しでも気を緩めると、灯油が缶の注油口からあふれてしまいます。昨晩、しでかしてしまいました。ズボンのすそが灯油でビチャビチャ。灯油缶と灯油、そしてポンプ、この三つ巴の関係をしなやかに使いこなすには繊細な精神性が必要とされます。