今日は、仕事で使ってる技工用の机に付いてるバキューム(粉じん吸引装置)を交換したお話です。
興味のない人はスルー推奨のしょうもないお話です。
歯科医院の診療室の片隅に技工コーナーがあって技工作業をする机があります。
そこで私は入れ歯の修理や咬み合せを調べる治具の製作をします。
そんな時に回転切削器具(技工用エンジン)で削った時に出る削りカスを吸引するのがバキュームです。
医院を改装するときに歯科材料屋さんや機械屋さんや設計士さんと相談して、専用のバキュームは止めて掃除機を技工用の机に仕込める仕様にしました。
技工所なら一日中回しっぱなしになる機械かもしれませんが、私が院内技工をするのなら掃除機で十分という判断です。
その時、組み込んだ掃除機はその時点で推定20年選手の古い物。
紙パックフィルター式でもなく不織布のような蛇腹の壁とスポンジで集塵室とモーター部を隔てる前時代的な構造です。
紙パックフィルター以前の掃除機を覚えてる方なら解ると思いますが、掃除機の前半分と後ろ半分が分離して前半分の裏蓋に相当するフィルター部を外すとガランドウの集塵室が出てくるタイプです。
たまたま医院の改装時に活用できたのがその掃除機だったのです。
手元スイッチもONとOFFのみ。
また本体尾部にもON/OFFスイッチが付いています。
回転数切り替えもゴミセンサーも何もないシンプルな造りです。
しかしながら、このシンプル構造のおかげで技工机に組み込むことが容易だったのです。
本体尾部のスイッチをON状態にしておいて、技工机の手元スイッチと掃除機の電源を結線するだけです。
そうすれば、技工机上の手元スイッチをONにすれば掃除機にAC100Vが通電し掃除機が回るのです。
前置きが長くなりました…
先日、物置小屋を整理していたら古い掃除機の存在を思い出しました。
これは数年前まで医院で掃除に使っていたものです。
コードの巻取りが壊れたので修理の相談をしたら1万円コースと言われたので修理をあきらめて取っておいたものです。
しかし、この掃除機は前述の掃除機より進化していて手元のスイッチはON/OFFではなく「強」とか「弱」とか数パターン選択できるフラットな操作スイッチになっています。
本体尾部にもON/OFFスイッチは付いていません。
はたして、コンセントからの100Vの入力だけでモーターを作動できるのかが問題です。
早速、手元スイッチ付近のネジをまわしてスイッチを分解します。
細い2本のリード線につながれたチューインガムぐらいの小さい基板が出てきました。
小さな小さなプッシュスイッチと抵抗やダイオードが並んだシンプルな造りです。
リード線の細さから見てもこの基板には100Vは来ていないはずです。
スイッチからの信号を数ボルトの電圧で流しているようです。
試しに基板に来ているリード線を短絡させてコンセントにプラグを差し込みました。
本体に100Vが流れるとモーターはフル回転!
一旦、プラグを抜き、リード線を基板から切断し、そのリード線を圧着端子で直結しました。
これで、100Vの入力制御だけでモーターのON/OFFができます
技工机の古い掃除機を取り外し、新しい掃除機のプラグを切断し圧着端子で接続します。
技工机に組み込まれたスイッチを入れると連動して掃除機のモーターが作動。
これで、比較的新しい紙パック式の掃除機に換装できました。
教訓「手元スイッチのリード線を短絡すれば100V側でモーターのON/OFFができる!」
*掃除機の改造は自己責任で行ってください。
2016年3月6日、さらに掃除機を交換しました。
「技工用バキューム(掃除機)交換してみた パート2」へのリンク
興味のない人はスルー推奨のしょうもないお話です。
歯科医院の診療室の片隅に技工コーナーがあって技工作業をする机があります。
そこで私は入れ歯の修理や咬み合せを調べる治具の製作をします。
そんな時に回転切削器具(技工用エンジン)で削った時に出る削りカスを吸引するのがバキュームです。
医院を改装するときに歯科材料屋さんや機械屋さんや設計士さんと相談して、専用のバキュームは止めて掃除機を技工用の机に仕込める仕様にしました。
技工所なら一日中回しっぱなしになる機械かもしれませんが、私が院内技工をするのなら掃除機で十分という判断です。
その時、組み込んだ掃除機はその時点で推定20年選手の古い物。
紙パックフィルター式でもなく不織布のような蛇腹の壁とスポンジで集塵室とモーター部を隔てる前時代的な構造です。
紙パックフィルター以前の掃除機を覚えてる方なら解ると思いますが、掃除機の前半分と後ろ半分が分離して前半分の裏蓋に相当するフィルター部を外すとガランドウの集塵室が出てくるタイプです。
たまたま医院の改装時に活用できたのがその掃除機だったのです。
手元スイッチもONとOFFのみ。
また本体尾部にもON/OFFスイッチが付いています。
回転数切り替えもゴミセンサーも何もないシンプルな造りです。
しかしながら、このシンプル構造のおかげで技工机に組み込むことが容易だったのです。
本体尾部のスイッチをON状態にしておいて、技工机の手元スイッチと掃除機の電源を結線するだけです。
そうすれば、技工机上の手元スイッチをONにすれば掃除機にAC100Vが通電し掃除機が回るのです。
前置きが長くなりました…
先日、物置小屋を整理していたら古い掃除機の存在を思い出しました。
これは数年前まで医院で掃除に使っていたものです。
コードの巻取りが壊れたので修理の相談をしたら1万円コースと言われたので修理をあきらめて取っておいたものです。
しかし、この掃除機は前述の掃除機より進化していて手元のスイッチはON/OFFではなく「強」とか「弱」とか数パターン選択できるフラットな操作スイッチになっています。
本体尾部にもON/OFFスイッチは付いていません。
はたして、コンセントからの100Vの入力だけでモーターを作動できるのかが問題です。
早速、手元スイッチ付近のネジをまわしてスイッチを分解します。
細い2本のリード線につながれたチューインガムぐらいの小さい基板が出てきました。
小さな小さなプッシュスイッチと抵抗やダイオードが並んだシンプルな造りです。
リード線の細さから見てもこの基板には100Vは来ていないはずです。
スイッチからの信号を数ボルトの電圧で流しているようです。
試しに基板に来ているリード線を短絡させてコンセントにプラグを差し込みました。
本体に100Vが流れるとモーターはフル回転!
一旦、プラグを抜き、リード線を基板から切断し、そのリード線を圧着端子で直結しました。
これで、100Vの入力制御だけでモーターのON/OFFができます
技工机の古い掃除機を取り外し、新しい掃除機のプラグを切断し圧着端子で接続します。
技工机に組み込まれたスイッチを入れると連動して掃除機のモーターが作動。
これで、比較的新しい紙パック式の掃除機に換装できました。
教訓「手元スイッチのリード線を短絡すれば100V側でモーターのON/OFFができる!」
*掃除機の改造は自己責任で行ってください。
2016年3月6日、さらに掃除機を交換しました。
「技工用バキューム(掃除機)交換してみた パート2」へのリンク