彼の音楽をどうこう言えるような人間では私はない。
しかし、彼の著書『オーケストラの職人たち』(文春文庫)を紹介したい。彼の感性の一端を感じてもらえればと思う。
以下その中からの引用
《 音楽会という仕事にたずさわる人間を二つに分ければ、表方と裏方である。指揮者やピアノ、バイオリン等の独奏者は、表方の典型なのだと長年思ってきた。…
聴衆は、膨大な数の裏方の仕事のおかげで、演奏会を楽しむことができる。ごく少数の「表方」われわれは、裏方の働きによって、はじめて存在することができるのである。
裏方の仕事には拍手は届かない。彼らの仕事は、100%完璧にいって当たり前なのであって、それを褒められることはないのだ。そして裏方のほとんどの人は、スポットライトがあてられることを嫌う。
自己顕示専門の仕事を志した人間として、人に知られずにコツコツ仕事をする裏方になる気持ちは、僕にはない。
どうも人間には、裏人間と、表人間という二つの人種が、はっきりとあるようだ。
だが、裏方にはなれない性格のくせにぼくは長年、裏方の仕事に、すごく興味をもってきた。感謝の気持ち持ち続けてきたなどと書くと、キザっぽいのでそういう表現はしないが、でもとにかく、裏方さんあってのわれわれなのである。
日常オーケストラを指揮しているぼくのような人間でも、周りで働いてくれている裏方さんたちの仕事について、知らないことがたくさんあることに気がづく。
音楽が好きで、音楽会へ時々足を運ぶような読者の方々に、彼らの縁の下のすばらしい働きぶりの一部分でも紹介できればと思い、この本を書き上げた。 》
そして、楽器の運搬をする人、写譜をする人、チラシを配る人、調律をする人などについてその働きぶりを述べている。音楽家を支える、音楽を支える人々がいる。
どうかご一読を。
保険料はすべての七十五歳以上の高齢者から年金天引きなどで徴収する。いままでは七十五歳以上の人には適用しなかった滞納者に対する保険証取り上げのペナルティを科す。
さらに、「世代間分断」のしかけは、給与明細書には保険料の内訳が記載されているが、現役向け医療にあてられる「基本保険料」と、高齢者向け医療にあてられる「特定保険料」を明示する。高齢者の医療給付費が増えれば、直接目に見える形で保険料としてかぶさってくるということを給料明細書に書くということである。
元厚労省老健局長で大阪大学大学院堤修三教授は「後期高齢者という医療費の嵩む年齢層の者をひとまとめにして”効率的”な診療報酬によりそれらの者の総医療費を思い切って抑制することが新制度の隠された真の狙い」(『社会保険旬報』四月一日号)と警告。「言葉は悪いが”姥捨て山”」と痛烈に批判。
高齢者医療制度を財政的に運営するのは都道府県単位で市町村がつくる「広域連合」であるが、自治体が実施している独自策(医療費助成)についても、厚労省は患者負担を減額する給付には制限を設けようとしている。
あなたは後期高齢者になったとき、どうします。
先日亡くなった今村昌平監督作品「楢山節考」の坂本スミ子を緒方拳、木下恵介監督作品「楢山節考」の田中絹代を高橋貞二、息子に背負われて山に捨てられにいく姿が目にうかびます。
あなたは大丈夫か。
梅雨に入るか、入らないかというこの時期が嫌である。
アウトドアでの練習もこの時期が一番辛かった。
雑草がどんどん伸びる。
虫が増える。
十薬の花まづ梅雨に入りにけり 久保田万太郎
梅雨に入るはるかなる世を見詰めつつ 野見山朱鳥
入梅や刈らずにありて葉山吹 楠目訪橙黄子
万霊の天より圧す梅雨入かな 日迫秩父
(「新撰俳句歳時記」より)
ゆすらうめです。桜桃・山桜桃・梅桃などいろんな呼び名があるようです。
バラ科の落葉低木。今年はよく実をつけました。
こういうものを私ども夫婦は食べて生きています。
昨日は、桑の実のジャムを作りました。
今年はなぜかぐみが実をつけませんでした。
もうすぐあんずが食べられます。鳥に食われる前に収穫しなければ。
野いちごは今年、食べそこないました。
サッカーW杯を平和の祭典にと先日、国連のアナン事務総長と国際サッカー連盟ブラッター会長が、ワールドカップドイツ大会に向けて呼びかけた。
「サッカーは世界共通の言葉であり、異なる社会や文化、そして宗教の架け橋となってくれます」
さらに、
「国連がサッカーに力を注いでいるのは、難民収容所や武力紛争から立ち直ろうとしている国々の子どもたちが抱えている戦争に対する悲しみをいやすためです」
「発展や平和を探し求めるため、サッカーというマジックをつないでいきましょう」
(ある新聞のコラムから)
すべての紛争をなくす契機になることを祈りましょう。
なぜこんなに打てるのか。
私は野球は全く素人ですが、彼のバッティングフォームをテレビで見ていると、どうもソフトボールの打ち方に似ているように思えるのです。
ソフトボールは、ピッチャーズプレートから本塁ベースまで43フィート(13.11㍍)しかありません。そこに時速120㎞近い(アテネオリンピック日本代表上野投手の場合117㎞)スピードのボールがきます。それを打ち返すのは大変です。
だからバッターは投手の手から離れたボールの球道に合わせてバットをねかせて待つのです。
これはずいぶん昔ですが、日本体育大学の有名なソフトボールの監督がNHKのスポーツ教室の番組で解説していたのを鮮明に覚えています。
バックスイングをしてはいけないのです。
イチローの打ちかたがそれに似ているように思います。バットを寝かせて構え、インパクトの瞬間までバットのヘッドの軌跡が非常に短いように思うのです。
阪神の関本のように、バットを肩に担いで、おもむろに高々とさし上げ、大きくバックスイングして振るより、インパクトの瞬間のずれが少なくなるのは当然のように思います。
昨日はまあ勝ちましたが、阪神のオフェンス面の不振が気になっているので、ついイチロー選手などと比較してしまうのです。
ど素人のたわごとです。ソフトボールもまるっきり素人です。
別名:ブラシノキ(ブラシの木)、キンポウジュ、カリステモン
ブラシノキの赤花種です。というか,ブラシノキというと赤花種を指し,白花のものは特にシロバナブラシノキというようです。
オーストラリアが原産で,明治中頃に渡来したものだそうです。
むかし、子どものころ、年上の人たちが食用蛙を釣るときにえさというか、疑似餌か、この花をつけていたような気がする。
つぶつぶの房状のものはこれから咲く蕾です。
まず、
●宮内義彦 小泉内閣の規制改革・民間開放推進会議議長、オリックス会長。村上ファンド設立の際45%の出資。最大の支援者。「市場原理主義で意見が一致して」
●福井俊彦 日銀総裁、「彼のやることは正しい」と持ち上げた。
●与謝野馨 金融・経済財政担当大臣、個人献金をもらう。
●安倍晋三 官房長官、「個人的な付き合い」「何度かお目にかかったことがある、パーティの会場や複数の人たちとの会合で」
●小沢鋭仁 民主党衆院議員、政治献金をもらう。
●笹木竜三 民主党衆院議員、政治献金をもらう。
●松井孝治 民主党参院議員、政治献金をもらう。
彼を踊らせて甘い汁を吸う財界人。
彼に餌付けをされる政界人。
こんなもんと違うで、まだまだあるんとちゃうか。
自民党は昨年2月16日、彼を招いて講演会、
民主党も昨年4月7日、彼を招いて講演会、
何を学ぼうとしたんだろうか。
なんとか言わんかい。
少子化対策などと言っているが、安心して子どもを産み育てることができる社会かどうか。
不安定雇用の広がり、異常な長時間労働、増税、出産・育児・教育などの経済的負担の増大。
子育ての社会的環境の悪化などを考えれば、無理もない。貧困と社会的格差、日本社会のゆがみ、生きづらさの反映だろう。
一方で、警察庁の統計では昨年も自殺者が3万人を越えたという。交通事故死者の4倍を超える。
どんな保険に入るかだとか、生活習慣病対策を言う前に自殺しないことをまず考えなければならない。
根っこは子どもを産めないということと同じところにあるのではないか。
ほんとに小さな花ですが、素敵だと思いませんか。
外の葉は、石蕗です。石蕗の下から、かたばみの花がのぞいています。
かたばみにも外来種と思われる大きな花の咲くのもあるようですが、これは在来種だと思います。
独特の匂いがあります。
ご存じの方も多いと思いますが、どんな匂いかは書かないでおきます。
嫌いだという人が多いです。
花の根元に幼果のようなものが見えます。
これが成長して栗になります。この時期に害虫の防除、消毒をしなければ殆どの実に虫が入ります。しんどい作業ではあります。
これをサボるので食べられるのは少ないのです。
初夏です。
なにより久保田に投げさせた岡田がえらい。
よく使ってくれた.
当分は2軍へいっとけと思っていたけれど、この決断勇気がいったと思う。
ファンのうれしそうな顔!!! 言うこと無し。
ちろん鳥谷の2ランHRもよかったけれど、久保田で勝ったのがうれしい。
涙が出た。
昨日は、楽天の逆転勝ち、などと新聞は書いていたが、久保田が自分のゴールへボールをけり込んだだけ。
楽天は何もせずに終わってみれば勝っていたということ。
中継のテレビカメラは野村の薄ら笑いなど写すな。
気色が悪い。
6月1日から、いよいよ民間人による駐車違反の取り締まりが始まった。
5月31日付朝日新聞によると、
《 警察から任務を託される全国74法人に朝日新聞がアンケートしたところ、回答を寄せた法人の7割が警察の再就職先だったことが分かった。、14法人は今回の業務に当たり54人を新規採用していた。… 回答を寄せた53法人のうち、警察OBを採用しているのは36法人。人数を回答しなかった3法人を除くと、警察OBは計334人(新規採用を含む)を数える。21法人は未回答だった。…
74法人は各都道府県警の競争入札で選ばれ、全国120地区で取り締まりにあたる。… 駐車監視員は警察官に準じる「みなし公務員」として業務に当たる。駐車違反が横行する大阪市で取り締まりを担う法人の一つ、財団法人「大阪府交通安全協会」は、200人以上の警察OBを抱える全国屈指の「警察の天下り先」だ。府警は「協会は以前からレッカー移動やパーキングメーターの管理をしており、知識やノウハウ、信用性に優れている」と説明。協会も「全国の業者の模範となりたい」と話す。… 東京・新宿では、警備会社「ジェイ・エス・エス」が取り締まる。警察官僚出身の亀井静香衆院議員が自ら「生みの親」と公言し、設立当初、亀井氏が顧問、元警視総監が代表取締役についた。今回、新たに5人の警察OBを採用した。… 》以上、記事一部抜粋。
のだそうである。委託先が天下りの、再就職先の職場であったのだ。
今日のテレビは各局、新しい駐車違反取り締まりの様子を取材放映していたが、抜群の効果はあるようには見えた。が、これを民間に委託したと言えるのか。「公から民」どころか「公から公」ではないか。自分たちの就職先をお手盛りで作った。そして、むちゃくちゃ厳しい取り締まりをして国民から罰金をとる。こんな奴らのノルマを稼がせるための罰金を払うと思うと発狂しそうになる。
みなさんあらゆる手段を駆使し、頭を働かせて絶対に罰金を取られないようにしましょう。
特に運送業者や繁華街で荷物の積み下ろしをしなけれならない業者の方は本当に気の毒。
またまた、最前線の労働者が犠牲になる。