伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

朝焼けと彩雲

2020年01月24日 | 
 玄関を開け、戸外に出た。

 雨上がりで濡れている庭先。遠景に視点を移すと、景色がもやにかすんでいた。



 遠景を白い闇に包み込むもや。地表付近を漂っているようだ。もやの背後でピンクにたなびく雲が美しい。

 気温からすれば霜はない。しかし、所々凍みついた草がある。温かくても霜は降りるんだ。新たな発見をした気分にもなる。




 いつも不思議に思うのだが、日の出、日の入りの時刻に、太陽の方向が赤く染まるだけでなく、正反対の空もピンクや紫に染まる。



 日の出の時刻、西側の空だ。どうしてピンクに染まるのだろう。考えて見れば、光の波長の関係で説明した何かの文章を読んだ記憶がある。

 青い光の波長は、大気に吸収されやすい性質を持つという。朝夕は光が大気を横切るために青い波長は吸収されてしまう。結果、赤い波長だけが遠くまで届くため、太陽のある方向と反対側の空が赤く染まる。そんなことだったろうか。

 それはともかくとして、あの朝夕のピンクや紫の色あいは好きな色合いの一つだ。


 歩を進める。前日の雨が枝を飾る。




 山の端に、まだ、太陽は昇っていなかった。背後に浮かぶ雲の色合いがまた、何とも言えない。



 やがって送電線の鉄塔が太陽光を浴びて光り出した。




 山の端に太陽が顔を見せた。






 さて、車で出かけた。

 彩雲が見えた。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿