伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

春の花咲き乱れる中、昨夏の置き土産見つけた

2022年04月25日 | 
 セミと言えば夏、たしか7月に入るとニイニイゼミが出てくる。「ジー」という鳴き声や、泥まみれの抜け殻を見つけた。
 今はと言えば、まだ4月、ゴールデンウィーク寸前の時期であり、セミのシーズンにはまだ早すぎる。
 そう考えれば、この抜け殻は、昨夏、脱皮してからジーッと、この葉っぱの裏側にしがみついていたのだろう。葉っぱはアオキかな。落葉しないので、いつの間にか、どこかに紛れ込んで地に帰るということもなかったのだろう。

 散歩道で新発見のウワミズザクラは以前から別の場所で見ていた。初めて見かけた時、よもやサクラの仲間とは思わなかった。



 円錐形に花をつけ、しかも真っ白な花。サクラには似ても似つかなかった。
 しかし、円錐形にまとまった花(花穂・かすい)の一つ一つをみると、5枚の花弁がサクラのように並んでいる。たしかにサクラだ。

 散歩の沿道で見かけ花は道端からわずか数m。こんなところにあったんだなとしげしげと見上げた。
 いったん見かけると、少し離れたところも含め、近くに幾本かの大きなサクラの木があることに気がついた。今を盛りと咲き誇っていた。
 


 あっ、頭の上にもあった。道路に張り出した枝だった。10数年も同じ道を歩きながら、全く気づかなかった・・。その注意力のなさにはあきれるばかりだ。



 沿道にはチゴユリも咲く。



 4月22日には咲き始めを見ていた。そして、次々と花をつけてきた。
 沿道のごく一部にだけ花があった記憶がある。しかし、今年になって、沿道に沿って、長い道のりに花が咲いていることに気がついた。

 いつもの場所にヒメイズイが花をつけた。



 たぶんまだつぼみ。時間が経つと、花の下の方、先端の緑色の部分が5烈かな・・して開いてくる。たぶん、それが開花。こちらも花の生える範囲が拡大しているように思う。

 アオダモも花開いた。



 まだ小さい木だが、昨年からかな、花があることに気がついた。幹の模様がユニークなことから、庭木などに使われるという。

 フジの花も開花。



 フジの園芸種のシロカピタンも。



 ヤマツツジはそちこちで緑の沿道を、赤い色で染め付ける。





 ヤマツツジの花にも個性があることに気がつく。やたらシワシワの花。


 写真では分からないが、一回り、小柄な花もある。


 こんなに個性があるとは思ってもいなかった。

 ヒメコウゾにも雌花がついていた。



 ウニのような花が雌花。ブドウ状のものが雄花となる。雄花は1週間ほど前だろうか、すでについていた。
 もっともオシベはまだ出していなかった。ブドウのような1粒1粒が割れ、黄色っぽいシベが出てくる。雌しべが出るのと同時に、雄花の開花も始まったようだ。

 草むらに見つけたのはムラサキサギゴケ・・たぶん。



 そっくの花にトキワハゼがある。たぶんこれ。



 実は、これまで逆に考えていた。
 後の写真の花をムラサキサギゴケと思っていたのだが、調べ直すうち、逆だったことに気がついた。

 次々、花が咲く。気にかかっていたのはコバネウツギだ。薄い橙色の小さな花を咲かせる可憐な花。
 毎朝、開花の有無を確認していたが、今日、つぼみが膨らんでいることに気がついた。




 つぼみの段階で、長い棒状のもの・・雌しべだろうか・・がつきだしていることは、今回初めて知った。
 間もなく開花しそうだ。
 見逃さないようにしなければ・・。


 
 



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