伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

活動日誌 No.196 作りました

2017年06月09日 | 活動日誌
 いわき市議会6月定例会は今日開会。アロハ議会ということで、議会、執行部ともアロハシャツを着用しての本会議となり、会議前、議場には謝罪するマスコミの多数の姿がありました。

 市長はじめ執行部から提案の趣旨説明が行われ、今日は散会。来週月曜日12日から一般質問が始まります。

 私の質問は13日の午前11時10分からスタートの予定で、質問時間は30分です。

 さて、議会の合間をぬって活動日誌を作成しました。

 時間がなくて焦って作ったのですが、刷り上がって見れば2か所のミスに気が付きました。

 1面、トンボの写真に添えられた言葉が「ホーホケキョ」。これは前号のウグイスで使った言葉で、修正することを忘れました。

 もう1か所は、やはり1面の記事のお知らせが空欄のままでした。

 しんぶん折込は遠野地区の一般紙は11日、赤旗は1周遅れになりそうですが、次の号で訂正です。

 発行する紙面がこちら。小さい画像をクリックすると大きな画像でご覧いただけます











■コラム

自民党の大西議員が、ガン患者は働かなければいいとヤジって、批判にさらされた。これまでも巫女発言、新聞社をつぶせ発言など、物議をかもす発言を繰り返してきた人物だ▼発言の舞台は自民党厚生部会。受動喫煙防止法に関する議論の最中だった。謝罪しながら発言を撤回しない。大西氏は「職業選択の自由がある。ガン患者は喫煙可能の店で働かなければいい」という趣旨だからと釈明する▼天地が逆だろ、それ。受動喫煙禁止で、患者の職業選択の自由が拡大する。そうするのが政治の役目だろ。浅はかな釈明にあきれてしまう▼タバコには三次喫煙もあるという。壁や衣服などにしみついたタバコ成分による被害だ。やめて20数年。あの時やめられてよかった。つくづく思う。


木質ペレット工場新設・遠野興産
遠野町住民に不安の声
6月19日環境影響など住民に説明


 遠野町上遠野に遠野興産株式会社が木質ペレット工場の建設をすすめていることが分かり、上遠野地区住民に不安の声が広がっています。


 計画が周知されたのは、5月21日に同社ウッドペレット工場内(上遠野字久保作28-1、葬祭場「やすらぎの杜」奥)で開かれた説明会の席上。

 同社は、新設される工場に他の工場で放射線量を検査したチップを運び込み、木質ペレットに加工する計画といいます。

 工場は24時間365日稼働の計画で、1日100トンの製造能力があるといいます。

 ペレット製造には、チップを砕く工程、砕いたチップを乾燥させる工程、砕いたチップを固める工程があります。

 乾燥工程と自社電力を確保するために、バーク(木の皮)や皮付きペレット、接着剤未使用の材木を燃料にするボイラーが設置され、1日40トンを燃やす計画です。

 説明会の席上では、バーク等に付着する放射性物質が排ガスといっしょに再飛散しないか、周辺への騒音、振動等の被害はないのか、煤塵・粉塵の被害は、子どもたちの交通安全などが質疑され、口頭で説明されました。

 しかし、住民周知には不十分なため、環境影響に関する資料等も用意した上で、住民に対する説明会を開催することになりました。
 また、住民説明が遅れたことも問題になりました。

 説明では、新ペレット工場は3年前に計画がスタートし、今年8月に機械を搬入し10月に工事完了、11月からは試験運転に入る段階になっています。

 同社は、説明が遅れたのは「ひとえに補助金のため」と、補助金決定に時間がかかることを理由にあげしています。しかし、計画の完了間際の説明に、住民は納得しがたい思いを残したままです。

環境考える会へ

 説明会終了後、住民の中から次の説明会を待っていては工場建設がすすんでしまい、とても不安という声が上がりました。

 こうした声を受けて、住民有志が5月23日に学習会を開き、約30人が集まりました。

 この場では、新ペレット工場計画を広く住民のみなさんに伝え、意見を聞くために住民集会を呼びかけることになりました。

 5月31日に開かれた融資による集会には約100人が詰めかけ、会場からあふれました。計画の概要等が説明された後、住民組織づくりの意見が出され、「遠野町の環境を考える会」を結成し、運動をすすめることになりました。

 この集会では、住民が工場建設に持っている不安の声をまとめ、当面、①工場建設を中断する、②住民が設定する集会の場に出席し環境影響等について説明をする――ことを求める要望書を会社に提出することが決められました。

建設中断求め要望書

 要望書は6月3日、同社取締役に手渡されました。
 この場で、会社は、ペレット製造では、放射性物質も、騒音も、振動なども、なんの心配もないとあらためて説明。されました。

 また、同社が説明会を開催した際に住民から出された、子どもの交通事故の不安等への対応策もあわせて説明されました。

 この場で、会社が環境影響などを説明する住民集会は、6月19日、月曜日の午後7時から上遠野公民館で開催することが確認されています。



 いわき市では、原発事故後、清掃センターで放射性物質に汚染されている災害ガレキを焼却処分しました。また、鮫川村青生野地区で、環境省が汚染された農業系廃棄物の焼却処分を計画・実施しました。

 その際私は、①放射性物質を飛散させない措置がとられていること、②その管理をきちんとすること、③その上で住民に十分説明し納得の上で実施すること――という姿勢をとってきました。実際、繰り返し説明が行われています。

 今回の問題では、直近の住宅地に対する騒音や煤塵等の問題もあり、これらの事例と違った側面がありますが、同様の措置が必要と思っています。
 住民のみなさんに十分に説明し、納得を得るまでは工場の建設を中断あるいは稼働させないよう、望んでいます。


■笑劇場ーどちらの・・

 「市会議員の伊藤です」。市役所の内線電話をかけ、こう切り出しました。

 対応した職員に要件を伝えると、担当職員はいませんでした。「では担当が戻ったら、電話をくださるようお伝えください」。要件は終わった。なのに、相手は電話を切らない。「あの・・どちらの歯科医さんですか」。

 この時、差し歯がとれて前歯が一本欠けていたのです。滑舌が悪かったのでしょう。おまけに私は早口ですし。しっかり言葉を伝えるよう注意しよう。反省!


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