伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

野の花録 Vol.12

2014年08月09日 | 野の花
 梅雨から本格的夏の訪れを感じるきょうこの頃。40度近くあった8月5日をピークに連日30度超えの日々が続いています。幸い今日は、28度程度でとどまってくれたことに、感謝と喜びを捧げたいと思います。
 イノシシのした悪さを聞いていましたが、散歩の途上で休耕田を掘り起こした跡がありました。ミミズを探したのでしょう。



 ワナにもかからなくなってきたので、まき狩りで追い払って置かなければ大変だ。そんな話も聞いています。ヤマユリの根もだいぶ食べられたようです。イノシシが増えすぎた、山に人が入らなくなった、山が荒れている、そんなことがイノシシ被害の原因のようで、イノシシ被害と中山間地の農業者のたたかいが続いています。

 そんな自然界の厳しい現実もありますが、季節とともに野の花も移り変わります。カッコ内の日付は撮影した日。特に断りがなければ遠野で撮影した植物です。最初はキノコです。古いキノコのように傘がひび割れているのです。名前は特定できていません。



 さてこの間、道端で目立つのがオオバギボウシ。紫色の花をきれいに見せてくれます。この写真は咲き始めからだいぶ経って8月7日に撮影したものです。



 もう一つ目立つのがオニユリ(8月4日)。この堂々とした花の姿が良いですね。

 

 キノコです(7月20日)。



 つる性の植物です。ユバノカモメヅル(7月21日)というようで、小さい花には愛らしさを感じます。



 同じくつる性の花。これを見ると頭に浮かぶのは、カップのアイスクリームですが、あれは何と言ったか。ただこの名前はヘクソカズラ(7月23日)。姿に似合わぬいやな匂いを発するからだとか(まだ匂いを嗅いだことはありません)。



 草むらの中にひっそりと咲いていました。ただの草かと思っていたのですが、良く見ると緑色の小さい花がついていました。オオヤマサギソウ(7月23日)。やがて花は茶色く枯れてきました。やっぱり花だったのです。



 葉っぱの真ん中に黒いもの。鳥のフンかと思いましたが、良く見ると全部の葉っぱについている。木の実のようです。ツイッターに投稿したところ、ハナイカダと教えていただきました(7月23日)。ということは葉っぱの真ん中に花が咲いていた時期があったということ。毎日見ていたはずなのに気づきませんでした。



 ツキミソウ(7月24日)。



 道端に何気なくツタがぶら下がっていました。良く見ると花をつけていました。このツタはオニドコロです(7月29日)。



 ボタンヅルが咲き始めていました(7月31日)。



 道端で目立つ花。「あれは何だ」とここの中で叫びました。ウバユリというようです(8月2日、田人)。



 オトコナエシにアカハナカミキリ(8月2日、田人)。



 これはオミナエシ(8月4日)。



 キツリフネソウ(8月2日、田人)。



 タマアジサイもありました(8月2日、田人)。ちょっとした谷間。湿気が高かった。車を降りた途端メガネがくもりました。



 カワラナデシコ(8月7日)。



 キンミズヒキというようです(8月7日)。

 


 これはミズヒキです(8月9日)。



 キツネノカミソリ。しんぶん赤旗の配達途上で寄り道して見てきました。もう花期は終わる頃のよう。ほとんどがしおれていましたが、残った花を何とか撮影(8月9日)。1週間遅かった。



 気の早いコスモスは、花をつけ始めました(8月9日)。



 これはワルナスビかな。オオマルハナバチが花粉を集めていました(8月9日)。



 ハスが咲いています(8月7日)。















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