伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

総選挙スタート

2017年10月10日 | 選挙
 衆議院選挙が公示され、22日投票まで12日間の選挙戦がスタートしています。

 午前9時、選挙事務所前で出陣式にのぞんだ日本共産党のくまがい智候補は、安保法制容認と改憲というこれからの国づくりという視点からみれば自民、公明、希望、維新という与党勢力に対して共産、社民、立憲民主の野党という2つの軸のたたかいとして、自らの当選と日本共産党の躍進のために全力を尽くすと声を強め、集まった約200名の支持者らに送り出され、遊説をスタートさせました。





 午前11時ごろ、やっと候補者ポスターが納品されました。短期間のたたかいですから、何があってもおかしくはない。このポスターをもって、3時間ほどをかけて、遠野町の大平、入遠野、根本地区の23ヵ所のポスターを貼りだしました。



 写真は、自分たちが貼った掲示板ではありませんが、まぁ、こんな感じに貼りだしたわけです。

 その途上、いくつかの発見がありました。

 一つは入遠野の天王のポスターを掲示していた時でした。

 ふと見上げると山の稜線にイグアナというか、ゴジラが四つん這いになっているというか、そんな姿が浮き上がりました。



 イグアナが見える遠野町。いいじゃないですか。

 もう一つは大平の植木田という地区の掲示板に向かうために、林道を登っている時でした。スギの伐採がされたところから、平地の展望が広がっていたのです。ポスターを貼って戻る途上、少し車を止めて眺めてみました。



 手前のもみの木の大木、そして町と広がる水田が良く見えます。

 ふと視線をあげると、何と・・なんと、見慣れた煙突と建屋が山の稜線の上に浮かんでいました。

 そう佐糠町の常磐共同火力がくっきりと見えているのです。



 こんなに良く見えるんですね。

 もしかして、海からの日の出も見えるかもしれませんね。

 この景色を見て、ふと思い浮かんだのが、ずいぶん昔読んだ新聞記事です。

 勿来高校の科学部が酸性雨について調査をして、入遠野の三大明神に立ち枯れが目立つことに注目し、その原因は、遠野町に至る谷あいを勿来地区の工場地帯で排出されたNOxを含む排ガスが海風に乗って流れてきて、三大明神に阻まれ、雨に溶け込んで酸性雨として降り注ぐからだという結果をまとめたことを紹介したものでした。

 真正面にみえる常磐共同火力は、この時の勿来高校科学部の研究成果の正しさを証明しているように感じました。

 遠野地区での発見があったポスター貼りの後、候補者カーの運行に参加し、一日の行動が終了しました。

 そういえば、今朝の空。網目のような雲が広がっていました。





 この雲を見て頭に浮かんだ言葉が細胞、セルです。雲が細胞壁、青空が細胞質です。地球は巨大な生き物なんですね。

 この生き物を生かし続けるために、安倍自公政権が拒んでいる核兵器廃絶の国際条約に日本が参加することも、今度の選挙の大切な争点です。

 この実現のためにも、今度の選挙では、福島5区ではくまがい智、比例代表選挙は日本共産党と書いて、支持を広げていただきたいと思います。 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿