伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む元市議会議員。1960年生まれ。最近は遠野和紙に関わる話題が多し。気ままに更新中。

キクザキイチゲ見っけ / 野の花録

2017年03月24日 | 読書
 森友学園にかかわる国有地の不正売買疑惑が、昨日の籠池氏の証人喚問に続き、今日の参院予算委員会でもこの問題での審議が続きました。

 安倍首相はじめ政権側は、籠池氏の発言を全面否定しますけど、多くの方が言っているように、否定するならば、安倍昭恵さんをはじめ、関係する人たちの証人喚問で、事実確認をする必要があるんでしょう。

 自民党は、「首相や首相夫人が学校の開設などに関わっていた事実はないことが明らかになった」(朝日デジタル:http://www.asahi.com/articles/ASK3R5WMQK3RUTFK01P.html)と一方的な見解で、これを拒否しているようです。

 こんな報道まであります。「首相夫人とはいえ民間人である上、首相が国会の場で何度も100万円寄付を否定している」(産経ニュース:http://news.livedoor.com/article/detail/12841799/)と、自民党の竹下亘国対委員長が述べたというのです。

 そもそも疑惑をかけられた人物の夫が否定したから必要ないというのは、世間一般では通用しないですよね。しかもその証言は、罰則付きですから、それなりの覚悟を持っての発言でしょう。しかも全く関係がない人ではなくて、最近までメールで証言当事者の妻と、この問題でやり取りしていた方。それならば、自らきっぱり疑惑を否定するためにも、公の場で証言しなければならないのじゃないかな。

 国会では、この問題がクローズアップされる中、巷では季節がどんどん進んでいきます。

 ニュースで見たのですが、平の早咲きのソメイヨシノが満開なったといいます。例年より2週間早く、3月2日には開花したのだといいます。

 東京での開花宣言を聞いて、新川沿いの桜を見に行ったのですが、こちらはまだまだという感じだったので、いわきでは桜の春はもう少し先と思っていたので、びっくりのニュースでした。

 でも、桜ではないですけど、別の春を見つけました。

 きょうはしんぶん赤旗を配達しながら、遠野、田人、勿来と巡ったのですが、沼部で見つけた春がキクザキイチゲです。



 毎年、見かける場所なのですけど、白い花をたくさん咲かせているのを見つけ、とてもうれしかった。

 近くにはキブシも、花というか、つぼみというか、とにかく枝先に房を垂らしていました。



 朝の愛犬の散歩では、シュンランが次々と花をつけています。花が一つだった株にこんなに花が増えました。



 花を咲かせそうになっていた株は、背が低い花を葉っぱの陰に隠して咲かせていました。



 ネコヤナギの開花も進んでいます。



 庭のクロッカスの花もずいぶん増えました。



 そういえば今朝の空には、幻日が見えていました。



 幻の太陽は中央付近にある虹色の部分なのですが、考えてみれば、本物の太陽が入っていなければ、太陽は二つになりません。

 あらためて撮ろうと思い直した時には、だいぶ、幻の太陽が薄くなってしまいました。それでも何とか見えているのでパチリ。



 右側の杉の木のてっぺんが写った部分の、右から5本目の上付近に見える虹色が幻の太陽です。

 せんだっても、目の前にぶら下がっているヤママユガのマユに気がつかなかった話題を書きましたが、その後にも同じような話がありました。

 これも散歩の沿道で、目の高さにぶら下がっていたのですが、まったく認識できていませんでした。本当にぼんやりさんなんです。



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