伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

花粉大飛散開始を見ながら塵取りと打解

2023年03月02日 | 遠野町・地域
 スギ花粉症の症状は、1月の末頃から出ていた。
 目に少しゴロゴロ感があり、その頃から薬を処方していただき飲み続けてきた。

 それから1ヶ月。2月25日朝に花粉光環が空に浮かんでいることに気づき、本格的な花粉飛散の始まりを実感していた。
 その日以降、多くの日に、花粉光環が空に浮かび続けた。
 山も霞んでいるように見えてはいたが、花粉が飛んでいると認識をすることは難しかった。

 ところが、山から立ちのぼる大量の黄色い煙のインパクトは大きい。いやでも大量の花粉を意識させる。山を多う霞も半端ではない。おそらくすべて花粉月繰り出した霞だろう。




 学舎での塵取りと打解は、基本的に屋根の下での作業となる。大量に花粉が飛散しても、多少は軽減してくれる。空には今日も花粉光環が浮かんでいた。





 塵取りのための皮は2月24日に煮熟し、翌25日に煮た皮水水にさらしていた。アクや塵を少しでも減らすためだ。





 塵取りは27日(月曜日)に作業を始めた。白皮を入れた容器の水は、当初、濃い茶色だった。2日間の水晒しの結果27日にはきれいな水に皮が使った状態になっていた。



 この皮から塵をとるわけだが、けっこう塵が多く手間がかかる。翌28日と3月1日は、午後から市のワーケーション事業の受け入れで作業をすることができなかった。実質的には27日と今日の午前中に塵取りを終えた分が明日の紙漉きの材料となる。

 午後から塵取りを終えた白皮を打解した。石版に皮を乗せ、四角形の樫製の打解棒で叩く。こうして皮の繊維をバラバラにして、最後にビータにかけて繊維にする。
 数時間の打解で、湿った楮の皮約6kg(乾燥した状態でおよそ2kg程度と思われる)を打解した。

 明日は、打解した楮の皮をビーターにかけ、いよいよ紙漉きの実施だ。

 作業を終えて自宅に帰った。裏庭を見るとフキノトウが芽吹いていた。



 たくさん出てきたら採取してふき味噌を作るぞ。


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