伊藤浩之の春夏秋冬

いわき市遠野町に住む市議会議員。市政や市議会、日常の活動などを紹介していきます。

草刈りと虫

2018年10月14日 | 生き物
 草の茂っているところは、当然、虫にとっては楽園であり、草を刈っているといろんな虫が飛びだしてくる。

 現在、隣組の祭礼世話人をしている関係から、今日は21日に催される上遠野地区の八幡神社の例大祭に向けて、旗揚げやら草刈りやらの準備を手伝ってきた。

 その際に、車にせっかく草刈り機を積み込んだので、ついでにコメリ前で休耕している田んぼの草刈りをした。

 始めて見るとヒラヒラとシジミチョウが飛んでいる。最初は我慢して撮影せずにいたが、ついにカメラを手に取った。

 最初に目についたのがウラナミシジミチョウ。





 翅の裏側の地味な模様がウラナミの由来なのだろう。それに比して、表側のコバルトブルーの美しいこと。

 このチョウは歴戦の勇士らしく、翅のふちがボロボロだ。カマキリの捕食から、上手に逃げ続けているのだろうな。草を刈っている最中に、最低5匹のお腹をパンパンに膨らませたメスカマキリを見た。栄養がたくさん欲しい時だから、カマキリも必死に狩りをしているのだろう。

 次に目に入ったのがベニシジミ。



 これはおなじみのチョウ。

 そしてヤマトシジミ。





 水色の翅が美しい。場所を争っているのか、それとも求愛なのか、3頭が絡み合って飛んでいた。

 トンボもいた。ツリンコ(子どもの頃にいた宮古ではこう呼んでいたが、正式には何て言うのか・・調べるとタンデムというらしい。交尾を終えたオスがメスを死守するための行動らしい)で、草の上で卵を産むような行動をとっていた。



 このトンボはノシメトンボ。草の上に卵を産んでも子孫は残せなけれど、どうしてこんなところに卵を産み付けるような仕草をとるのか。

 草を渡って逃げていくのはバッタ類。

 これはクビキリギスと思う。



 これも同じかな。



 コバネイナゴと思う。



 アイノコセンダングサにはヒラタアブ。



 そうこうするうちに4時間の作業で、県道の法面の一部を残して草刈り終了。



 写真を撮っていたから時間がかかったのだと揶揄されそうですが、程良い休憩とご理解を。結構、疲れました。


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