今日は孫の中学校の体育会でした。
娘が早起きしてお弁当をこしらえました。
私の担当はおにぎりだけ。
婆的にはお寿司を作りたいところだけど、孫のリクエストがないので、
去年からご飯ものはおにぎりだけになったのです。
私が何かにつけてお寿司を作りたがるにはワケがあります。
あれは小4くらいの子供の日、町内の子供会で親子遠足がありました。
が、その日も両親は浪曲の巡業に出ていて居ません。
祖母に白米のおにぎりを作ってもらい、竹の皮に包んでひとりで参加しました。
当時、白米のおにぎり🍙は私にはごちそうで、それに茹で卵の1コもあればワクワクしたものです。
ところが、お昼になってお弁当をひらくと、隣に座った親子の重箱には巻きとイナリが並んでいました。
羨ましかったです。急に寂しさを感じました。
親がいて、巻きとイナリを作って貰って、一緒に食べる・・・
その頃の私には手の届かない夢に思えました。
以来、私にとって、手作りの巻きとイナリは幸せの象徴なのです。
けれど、現代っ子の孫は、お寿司よりシンプルなおにぎりが良いって言うんですよね!
面白いものです。
体育会を観ながら、今日はそんなことを思い出していました。