ドアに鍵差し込んだままだった！

膝の治療に整形外科に行こうと着替えていると、今日休みの娘が、
「近くに用事があるから連れてってあげようか？」という。それは好都合、便乗した。

しばらくしたらケータイが鳴った。　近所の仲良しの奥さんだ。
「出掛けとんやろ？」
「うん、出掛けとう。」
「それは良いけどね、今、家の前通りかかったら、ドアに鍵が差さったまんまなんやけど、どうする？」
「えーっ！鍵差さったまんま！？わあ、どうしょう？！鍵掛けて預かっとって！」
と、取り敢えず頼んだ。

そういえば、人のせいにしたらいかんけど、人のせいすると
鍵を掛けようとした時に、娘が靴がどうのとか言って又家に入ったから、
後はお任せとばかりに鍵を差し込んだまま、私は車に乗り込んだのだった。

この前、村の駐在さんが来て『最近管内で空き巣が発生しているから外出の際は施錠忘れずに』との注意を受けたばかりだった。
大体が平和な村で、昔はいつも開けっ放しでよかったのに、物騒になったものだ。

それにしても、ドアに鍵差したままだなんて、空き巣に入って下さいと言わんばかりだった。
友だちのお陰で助かった。