今日はお寺の御正忌報恩講法要でした。
コロナ対策で恒例のお斎は無し。布教使さんの前にはアクリル板。
私たちはマスク着用、アルコール消毒、ソーシャルディスタンスと、感染防止に万全の対策です。
今日のご法話は御和讃について。
御和讃とは、親鸞聖人がお経を解り易く七五調で表したもので118首あるそうです。
その中の1首
『如来の作願(さがん)を尋ぬれば 苦悩の有情(うじょう)を捨てずして
回向(えこう)を首(しゅ)としたまひて 大悲心をば成就せり』
阿弥陀様は、悩み苦しむ私たちを救いたいという大きな慈悲のお心を、
『南無阿弥陀仏』のお念仏に込めて、私たちに届けて下さっているのです。
人間の悩みというものは古来より変わらぬものである。
織物が縦糸と横糸で紡がれているように、私たちも色んな関わりのなかで生かされている。
『南無阿弥陀仏』と感謝の言葉を念ずることで、そのことに気付かされる。
それが仏さまとのご縁である。。。というようなお話でした。 合掌
(いや~、私の頭ではまとめるのが難しいなー)