孫の送迎&散歩コースに、フッといい香りの漂う箇所がある。何だろ?と見上げると、みかんの花が咲いていた。実も成っている。夏みかんかな?
草いっぱいの坂をよじ登って匂いを嗅ぎたいけど、みかん泥棒と間違えられそうだから、下から写真を撮る。折から朝日が射していい具合
5歳のころ、浪曲師の両親と和歌山県を旅していた。
和歌山県はみかん処。みかん畑の山道を通ると、夏みかんがボトボト落ちていてよく拾って食べたものだ。
6歳で故郷に帰ってきた。
近所の八百屋さんに夏みかんが盛られてるのを見て、
「これ、どこで拾うたん?」
と聞いたから、祖母は恥ずかしかったそうだ。