魚介を美味しく食べるレシピ

魚介を使ったレシピを紹介していきます。
旬の魚や季節にあった料理など、ご家庭で楽しんでチャレンジしてみませんか?

第66回 おさかな食育クッキングレポート

2016年07月25日 | 料理教室

7月23日(土)東北女子大学にて、
『第66回おさかな食育クッキング』が開催されました。

今回の食材はすべて青森県産!
『わらさ』『ほたて貝』『岩もずく』を使って『わらさのごまみそ漬け丼』『ホタテと岩もずくの土佐酢がけ』『ほたてと夏野菜の和風アーリオ・オーリオ』の3品を作りました。


まずは東北女子大学の講師の先生による、
本日の食材に関する説明と注意点の説明がありました。


続きまして、弊社の相談役よりお魚のさばき方講座。
ホワイトボートに飾っているのは本日の食材の『ワラサ』です!
『ワラサ』は稚鰤とも書き、その名の通り『ブリ』の若魚のこと。
『ブリ』は出世魚とも呼ばれ、小さいほうから『ワカシ』⇒『フクラギ(イナダ)』⇒『ワラサ』⇒『ブリ』
と成長していきます。
『ワラサ』は体長60~70cmほどに成長したものを言います。
『ブリ』よりもあっさりした味わいで、北海道、青森、岩手、宮城、山口など日本各地の沿岸で水揚げされるため、お値段も控えめという特徴があります。




こんな感じであっというまに捌いてしまいました。
そばにあるのは『わらさの内臓』です。取り除く工程で皆さんからは悲鳴が上がってました。




柵にしたものを一口大の大きさに切っていきます。
これだけでもう美味しそう😋 

他にも『ほたてのさばき方』も。
相談役からの実演指導が終了後は、東北女子大学の講師の先生にバトンタッチ。
実演での指導が終了後はいよいよ各グループの調理台に戻って、皆さん調理開始です。



子供たちは先生や保護者の方に教えてもらいながら楽しそうに捌いてます。


かなり大きい貝柱!
このままお刺身で食べても美味しそうですが、今日はもずくと一緒にさっぱりいただきます。


貝柱は食べやすい大きさに切っていきます。
贅沢に1個まるまる食べてもOK!



『ワラサ』の柵は一口大の大きさに切りわけます。


一口大に切った『ワラサ』をごまみそだれの材料と合わさるだけ。まぜまぜするのが楽しそうですね😀 
これで、ごはんの上に錦糸卵、焼き海苔をふりかけて『ワラサ』をのせるだけで完成!楽チンです。


どのグループの子供も自分から進んで調理。お皿洗いなどしていました。


完成したお料理がこちら。本日も美味しくいただきました😋 

レシピも公開中です!

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第65回 おさかな食育クッキングレポート

2016年06月04日 | 料理教室
5月28日(土)東北女子大学において、第65回となる「おさかな食育クッキング」を開催しました。5月の食材は「天然鯛」「ほや」の2品です。
メニューは『鯛のブイヤベース』と『ほやと焼きねぎのサラダ仕立て』です。

それでは当日の様子をご紹介します。


5月のお料理教室では当社の相談役も参加し、
参加者の皆さんに「鯛のさばき方」「ほやのさばき方」「するめいかのさばき方」を指導しました。
魚屋ならではのおさかな情報に皆さん興味津々でした。

実際に鯛をさばきながらの説明です。
『天然鯛』の指定でしたが、当日食材が足りず、急きょ「養殖鯛」で代用。
ですので、『天然鯛』と『養殖鯛』の見分け方の説明も相談役よりありました。
(尾びれが丸まっていたら養殖、きれいに三角になっていたら天然なんだとか)



新聞紙を敷いた上でウロコ取りをします。
ウロコは尾から頭の方向へ削り落とすように取り除いていきます。
ウロコがゴリゴリ取れるので楽しいですが、まわりにウロコが飛び散るので気をつけましょう。


鯛はお腹に包丁をスッと入れて、中骨に沿って尾に向かって包丁を滑らせます。これがなかなか難しい。


今回のお料理では、鯛の頭も美味しいだしとして使います。

一通りの説明が終わりましたら、調理台に戻り、調理開始です!
鯛は時間短縮のためにアラ、柵になった状態からのスタートです。


アラは適当な大きさに切っていきます。この状態でもなかなか大変。
皆さん苦戦していました。


アラは適当な大きさに切ったら、塩をふってしばらくおいておきます。
しばらくおいたら、熱湯をかけ血合いを洗い流します。


するめいかはワタを取り除きます。



ホヤはさばいたら、食べやすい大きさに切っていきます。
生食のままでも美味しいですが、サッと炙ると旨味が凝縮されてこれもまた美味しいのです。

今回はサッと炙ったら、野菜と一緒にいただきます♪
ホヤは水物が定番ですが、蒸したり、焼いたりしても美味しいです。

完成したレシピはこちら!


レシピ公開中です😋 

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第64回 おさかな食育クッキングレポート

2016年03月12日 | 料理教室

3月5日(土)東北女子大学において、第64回となる「おさかな食育クッキング」を開催しました。
3月の食材は「たい」「ほたて」「わかめ」の3品です。

今回も旬の食材(おさかな、野菜)を使って、春のお祝いの席にもピッタリなメニューを作りました。

メニューはこちら😋 


それでは当日の様子を写真でご紹介いたします。


本日はホタテのさばき方を重点的に勉強していきます。
今回はどのご家庭にもある洋食ナイフを使ってさばいていきます。


ホタテの貝ヒモは塩もみして汚れを落としても良いのですが、
ネットに入れて洗うと塩もみせず、なおかつ手早くキレイに洗うことができ時短にもなります。




写真はホタテをさばいているところ。
1グループ4枚ずつ配布しましたので、1人1枚ずつさばいていました。



鯛の切身の両面に野菜だし<赤>をふりかけます。
まっしろな切身に野菜だしの赤がきれいですね。

今回使用した調味料は東北女子大学サン監修の調味だし「野菜だし<赤>」です。
青森県が減塩を推進する「だし活」事業から誕生した、簡単に使えるだし商品「だし活」シリーズのひとつです。
「野菜だし<赤>」は保存料・着色料・化学調味料無添加で国産野菜100%使用のシンプルながらも本格的な味わいの洋風顆粒だし。
今回は鯛のポワレの下味として使用しましたが、スープ(ミネストローネ)として使うのもオススメだそうですよ。


今回も東北女子大学の生徒さんが「ホタテの名称」をイラストで分かりやすく書いてくれていました。
今回はウロ(中腸腺)以外、全部使いました。
貝柱とヒモは春パスタに、卵(生殖巣)は鯛のポワレの添え物として活躍しました。なお、ウロは貝毒が集中するため絶対に食べないでください。


完成したレシピはこちら。
特に皆さんに好評だったのは「鯛のポワレ~野菜だし<赤>仕立て~」でした。食塩も一人あたり0.4gと控えめですが、野菜だし<赤>でしっかり味付けされているので濃い味付が好きな青森県民も満足だったようです😁 


料理が完成したグループから試食開始。
自分達で作った料理はどうでしたか。お疲れさまでした♪
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第63回 おさかな食育クッキング レポート

2016年02月12日 | 料理教室

1月23日(土)、東北女子大学において、第63回となる「おさかな食育クッキング」が開催されました。
旬のおさかなを使って女子力高めのパーティーメニューを作りました!
1月の食材は「たら」「サーモン」「ほっき貝」の3品。

1月のレシピはこちら😋 

◆サーモンのひし型ケーキ寿司
◆真鱈のかんたん潮汁
◆ホッキ貝の和風カルパッッチョ

いつものように本日の講師の先生より、本日の食材(たら・サーモン・ホッキ貝)の説明がありました。

本日は生たらを使用する予定でしたが、時化の影響により数が用意出来なかったため、急きょ塩真だらで対応をさせていただきました。
塩気がほとんど感じられない塩真だらでしたが、念のため塩の量を調整しながらの調理となりました。

一通り説明が終わったら、前の調理台に皆さん集まって、実演で料理手順を説明していきます。

まずは「ホッキ貝の和風カルパッチョ」を作っていきます。


今日のホッキ貝は立派です…!
大きめを発注したらなんと特大サイズできちゃいました。


活きの良い元気なホッキ貝を捌いていきます。
ホッキ貝は貝の隙間から洋ナイフを入れて、貝に沿わせて貝柱2箇所を切り離すと、貝が開きます😁 

説明が終わりましたら、まずは「ホッキ貝の和風カルパッチョ」と「真鱈のかんたん潮汁」を調理していきます。
皆さん、各グループの調理台に戻って調理開始です!


ホッキ貝を捌いているところ。


こちらのグループは上手に身を剥けたようですね。
身からは内臓(黒い部分ですね)を包丁で取り除いていきます。
取り除いたら塩水でさっと洗って下ごしらえ完了です。




タラは皮をひいて、骨と取り除いていきます。
この皮ひき、コツさえ掴めば気持ちよく取れますよ。

料理がひと段落しましたら、今度は「サーモンのひし型ケーキ寿司」の説明に入ります♪


今回は牛乳パックを使ってひし形の形を作っていきますよ~!
飲み終わった牛乳パックを5cm程度の高さにハサミで切るだけです。とっても簡単にひし形を作ることができます。


酢飯を丁寧に詰めていきます・・・ギュギュっと


詰め終わったら、ゆっくり上に滑らせながらはずしていきます。
なかなか外せない場合は、切り込みを入れてゆっくりはがすと簡単&キレイにはずれます。


錦糸卵をのせ、かいわれ大根をそえ、いくらを散らせて完成!
かわいく出来ました!

説明が終われば、また各グループの調理台に戻って作業開始です。



三色のすし飯を作っていきます。
ピンク(さくらでんぶ)黄というよりオレンジ?(とびこ)緑(青のり)です。




ひし形に形を整えたら、たらこを中心に薄くぬり、そのうえにサーモンのバラを作っていきます。
サーモンのバラにするのは難しそうと思われがちですが、意外と簡単に出来ますよ。

完成したお料理の写真がこちら。


まず全体の写真がこちら。
彩りがキレイですし、ハレの日にもピッタリなごちそう料理の完成です!


「サーモンのひし形ケーキ寿司」
サーモンはバラの形に巻いて、いくらを散らしました。
女子力高めですが、ボリュームも満点です!
彩りも良く、とても美味しかったです。


「ホッキ貝の和風カルパッチョ」の写真はこちら。
サッと湯通ししたホッキ貝は甘みが増して美味しいのです!

しょうゆ、酢、こしょうを混ぜ合わせたドレッシングをかけて召し上がれ😋 

1月のレシピ公開中です☆

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第62回 おさかな食育クッキング レポート

2015年12月02日 | 料理教室

青森県弘前市にある「弘前水産地方卸売市場」では、魚食文化の普及と食育をテーマに、隔月でお料理教室を開催しております。

11月21日(土)に東北女子大学において、第62回となる「おさかな食育クッキング」を開催しました。
今回も旬のお魚を使った、おしゃれな洋風メニューを作りました。
今回の食材は「さば」「白子」「たこ」の3品です。

11月のメニューはこちら


日本各地で水揚げされるサバは秋が旬!
「青魚の王様」と呼ばれるほど栄養価が高く、人間の体ではつくることができないDHAやEPAは蒼魚の中でむ群を抜いて多い魚です!
DHAやEPAはコレステロール・中性脂肪を下げる働きや、血液をサラサラにする効果もあります。血流が悪くなるとできる目の下のクマや、シミ、肌のくすみなど。健康にも美容にも嬉しい食材なんです。

また、サバは「サバの生き腐れ」と言われることもあるほど鮮度の落ちが激しい魚です。
生サバを食べる場合は鮮度の良いものを、美味しいうちに召し上がりましょう。

ですが、青魚を捌くのは面倒というかたは、サバ缶でも大丈夫!
サバ缶は骨まで丸ごと食べることができるので、不足しがちなカルシムも手軽に補給することができます。
缶汁にもたっぷり魚の旨みや栄養が溶けだしているので、丸ごと料理に活用することをオススメします♪

今回は青森県らしくリンゴを使って、これからの季節にも優しいアップルジンジャーソースでいただきます😋 


白子はスケソウダラの白子を助子(スケコ)、マダラの白子を真子(マコ)または真白子(マシラコ)と呼びます。
口に含むと濃厚でクリーミーな白子は、低カロリー!100gでなんと約62kcalなんです。…ですが、痛風の原因であるプリン体を多く含むため食べ過ぎには気を付けないといけません。
ちなみに、白子は鱈のオスの精巣のことです。メスの卵巣は真だらこのことを言います。


アヒージョとは、スペインの小皿料理の一種で、オリーブオイルとニンニクで具材を煮込んで熱々のオイルごと食べる料理です。
アヒージョと言えば、専用の鍋が必要かと思われますが、今回は普通のお鍋で作りました。

タコだけでなく、海老、牡蠣、さんま、イワシ、鶏肉、砂肝などなどお好みの具材でも大丈夫です!


本日もはじまりました「第62回おさかな食育クッキング」。
講師の先生方より本日の食材の説明が終わりますと、前の調理台に集まり実演で調理手順の説明です。

今回の食材のメインは「さば」です!


お料理教室の参加者さんにも見えやすいように、
おさかなのお腹を参加者さん側にむけて説明をしていきます。

写真は内臓を取り除いているところ。


血が怖いのか、目を閉じている子供たち・・・


サバは三枚おろしにしていきます。


今回も東北女子大学の学生さん達が、
さばの三枚おろしの手順をイラストにしてくれました。


骨抜きを使って、お腹の骨を丁寧に取り除いていきます。
ちなみに、魚の骨抜きは子供たちに人気でした。
みんなやりたいやりたい騒いでましたよ😀 


エラと胸びれとアタマを、一緒に切り離しているところ。


写真はお腹の骨を包丁で取り除いているところ。
慣れた包丁さばきです。


初参加の学生の参加者さん。
講師の先生に指導を受けながら三枚におろしていきます。


お母さんと一緒に作業。


リンゴは小さいのを1個使います。
半分は1cmの角切り、半分はすりおろします。


白子はキッチンバサミで食べやすい大きさに切ります。


にんにくとオリーブオイルのいい匂いが広がります。
アヒージョ用の鍋だけじゃなく、普通のお鍋でも全然作れます!


完成した料理は丁寧に盛りつけていきます。
写真はサバのソテー アップルジンジャーソースです。


こちらは白子のクリーム煮。


完成後の料理を撮影させていただきました。
どの料理も美味しそう。

11月のレシピ公開中です!

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