法務問題集

法務問題集

刑法 > 罪 > 秘密を侵す罪

2015-08-05 00:00:00 | 刑法
【問題】
01. 信書を正当な理由なく開封した場合、信書開封罪が成立する。

02. 信書開封罪は、親告罪である。

03. 医師が業務上取り扱った個人情報を漏らした場合、刑罰を科され得る。

04. 医薬品販売業者が業務上取り扱った個人情報を漏らした場合、刑罰を科され得る。

05. 公証人だった者が業務上取り扱って知り得た他人の秘密を漏らした場合、刑罰を科され得る。

【解答】
01. ○: 刑法133条(信書開封)

02. ○: 刑法135条(親告罪)

03. ○: 刑法134条(秘密漏示)1項

04. ○: 刑法134条(秘密漏示)1項

05. ○: 刑法134条(秘密漏示)1項

【参考】
秘密を侵す罪 - Wikipedia

企業会計原則 > 一般原則 > 正規の簿記の原則

2015-08-05 00:00:00 | 商法 > 会社法 > 会社計算規則等
【問題】
01. 企業会計は、明確に表示する会計帳簿を作成しなければならない。

02. 企業会計は、高額の取引について公正な財務諸表を作成しなければならない。

03. 企業会計は、少額の取引について厳格に計算書類を作成しなければならない。

04. 企業会計は、多額の取引について正確な財務諸表を作成しなければならない。

05. 企業会計は、多額の取引について取引の内容を可能な限り詳細・堅実に注記しなければならない。

06. 企業会計は、すべての取引について正確な会計帳簿を作成しなければならない。

07. 正規の簿記とは、複式簿記を意味する。

08. 企業会計は規定された会計処理の方法に従って正確に計算すべきであり、重要性の乏しいものについても本来の厳密な会計処理によるものでなければならない。

【解答】
01. ×: 一般原則2「正規の簿記の原則」

02. ×: 一般原則2「正規の簿記の原則」

03. ×: 一般原則2「正規の簿記の原則」

04. ×: 一般原則2「正規の簿記の原則」

05. ×: 一般原則2「正規の簿記の原則」

06. ○: 一般原則2「正規の簿記の原則」

07. ×

08. ×: 注解 注1「重要性の原則の適用について」柱書
企業会計は、定められた会計処理の方法に従って正確な計算を行うべきものであるが、企業会計が目的とするところは、企業の財務内容を明らかにし、企業の状況に関する利害関係者の判断を誤らせないようにすることにあるから、重要性の乏しいものについては、本来の厳密な会計処理によらないで他の簡便な方法によることも正規の簿記の原則に従った処理として認められる。(略)

【参考】
企業会計原則 (一般原則) - Wikibooks