にがい米
2010-11-12 | 映画
イタリア人映画プロデューサー、
ディーノ・デ・ラウレンティスが11月11日に亡くなった。
「道」(1954)や「戦争と平和」(1956)、
最近の作品では「ハンニバル」(2001)や「レッド・ドラゴン」(2002)などをプロデュースした。
トリノ-ミラノ間の列車は、米の産地ヴェルチェッリやノヴァーラの稲作地帯を通る。
水が一面に張られた田植えの時期に通ると必ず思い出すデ・ラウレンティスの映画がある。
「にがい米」(1949)
モンディーネと呼ばれた、田植えの時期に
イタリア各地から出稼ぎとして働きに来ていた女性たちの話。
今は機械化されてモンディーネの存在はなくなったけれど、
映画を通じて、おんなたちが過酷な肉体労働に耐え、
喧嘩したり、笑ったり、歌ったり、助け合ったりしながら、
ある一定の期間、一緒に労働と生活を共にしていた姿を知ることができる。
そんなおんなたちとは対極に描かれている、
ヴィットリオ・ガスマン演ずる悪知恵を働かせて自分は働かないおとこの存在と
ガスマンに振り回される二人の美女の感情の変化と人間関係がとても興味深い。
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ディーノ・デ・ラウレンティスが11月11日に亡くなった。
「道」(1954)や「戦争と平和」(1956)、
最近の作品では「ハンニバル」(2001)や「レッド・ドラゴン」(2002)などをプロデュースした。
トリノ-ミラノ間の列車は、米の産地ヴェルチェッリやノヴァーラの稲作地帯を通る。
水が一面に張られた田植えの時期に通ると必ず思い出すデ・ラウレンティスの映画がある。
「にがい米」(1949)
モンディーネと呼ばれた、田植えの時期に
イタリア各地から出稼ぎとして働きに来ていた女性たちの話。
今は機械化されてモンディーネの存在はなくなったけれど、
映画を通じて、おんなたちが過酷な肉体労働に耐え、
喧嘩したり、笑ったり、歌ったり、助け合ったりしながら、
ある一定の期間、一緒に労働と生活を共にしていた姿を知ることができる。
そんなおんなたちとは対極に描かれている、
ヴィットリオ・ガスマン演ずる悪知恵を働かせて自分は働かないおとこの存在と
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