天気予報では木曜日は雪模様だと知って
カメラバックを肩からかけて街へ飛び出した。
まだ撮ってなかった街の紅葉を探して。
今月から始まったルーチ・ダルティスタの下見も兼ねて
街をうろうろ。いつものように細い路地を好んで歩く。
路地を曲がればどんな景色が目の前に広がるかを知っている。
それでも、季節や時間帯で見える光と影のバランスは、
前回歩いたときとは異なるし、
その日の自分の気分によって見え方も変わってくる。
3月4日通りからドゥオモ広場に辿りつくまでに、
中世の面影を残す控えめなふたつの広場が面してある場所がある。
そこからドゥオモ広場まではあっと言う間に辿り着ける距離だけど、
毎回楽しみにしている数十メートル。
自分の歩調ごとに見えてくるルネッサンス建物の美しさを堪能できる瞬間がいい。
ドゥオモの礼拝堂のシンドネ(聖骸布)が納められている
グリアーニのクーポラがいつもと違う。
火災被害の復旧工事が終わったんだ。
騙し絵シートが覆われていた部分ってあんな風だったのか。
初めてお目にかかった。
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