ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

カラカラと 新緑の風 弥次郎兵衛

2014-05-11 | 雑念
なーんか変だね?って時

そういう時はやっぱり点検や確認をした方がいい。



車からカラカラ音がしていた。
トランク開いてる?ドア?
何か積荷が当たってる?

数日続いた。
道路に凹凸がある部分を通り過ぎるとカラカラ。サスペンション?

アンテナが取れかかってる?
ホイール?テールランプか?

時に真実は人の想像を超える。

昨夜、帰宅する途中にガソリンランプが点滅。家の近くのガソリンスタンドに駆け込むとエンジンを切る瞬間に今までの音より大きくカラカラとなってエンジンが止まった。

嫌な感じがした。

かつての自宅前に停車と同時にエンジンは自然停止した後、エンジンはウンともすんとも言わなくなったあの日を思い出した。

とりあえず閉店間際の田舎のガソリンスタンドで満タンにして、車をグルリと回ってみる。

何も外れたりしていない。
勇気を出して、店員に声をかけた。
もう閉店時間が迫っていたからだろうか?新入社員かバイトか?頼りなさげな青年が近寄ってきて足回りを見た。

すると僕と青年は同時に異変に気付く。

マフラーがあらぬ方向に曲がっている。
車体の真下を前から後ろに突き抜けるようにあるマフラー

そしてピットに入れてくれて、
ジャッキで持ち上げてくれた時には原因はハッキリ僕の目に映った。

と、とれてる

首の皮一枚とはこういうことを言うのだろう。

マフラーは排気をする役目と防音の役目もあって、筒がエンジンルームから車の後ろに繋がっている。

その途中にボッコリ太くなった部分がある。そこが防音の役目をもっているようだ。

そのボッコリから後ろに突き出る筒が1m弱続く。その筒は車体と棒とゴム製のつなぎでぶらさがっている。

ブルブル震えるマフラーを棒だけでぶら下げるとすぐに劣化するのでゴムで緩衝材としているのだろう。

しかしその1m弱の筒はボッコリの付け根で崩れ落ち、その緩衝材を中心に

やじろべえ

のようにぶら下がっている。

モビール

天秤

そしてその天秤は取れるのかくっついているのかを迷っているかのようにフラフラ傾いては戻っている。

こ、言葉が出ない。
そして笑いが出た。

なんじゃこりゃ!

それが僕の第一声であった。
マフラーって取れるのね。

原因は劣化による接続部の破損。
よく工事現場で古びた金属製品が錆び付いていて、持ち上げたら崩れ去る。
あの状態が僕の運転する車の下で行われていたということになる。

想定外のような知っていたような

とはこういうことを言うのだろう。
10年も乗っていると何かしらガタがくる。その何かしらという出来事が具体的に起こったに過ぎない。

今に、ハンドルが取れるかもしれない。

交換は純正だと5、6万。ネットで出回る安価品は1、2万

溶接だと工賃で1、2万だと。

車の価値はもうゼロなのに5、6万…
大きい…

ってか買えねえよ!
本当機械類って10年くらいしたら立て続けにガタがくる。

わざとじゃね?
日本の技術力なら壊れる時期もコントロールできそうじゃん。

長持ちしない材料で、買い替えの時期を促しているんじゃね?

くそっ!アベノミクスめ!