ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

休日を寝て過ごしてしまった理由

2015-08-14 | 雑念
深夜01:00に出発。

混まずに30分で二見人工島
セブンで眠気覚ましのホット®を一杯

到着すると真っ暗でも数台の車が。
いるんだね、深夜でも。

荷物をまとめ階段を登り堤防に降りる。
サビキゾーンにサビカーたちが陣取っている。

大学生らしき人たち、おじさん、おじいさん。
暗闇に小さなライトを頭につけて竿を垂らしている。

竿の先に蛍光の目印をつけるもの。
ウキ自体が電池で光るものをつけているやつ。
ちらほらガキンチョも。

夏休みの研究か?
ただの思い出作りか?

遊びできてんじゃねぇ!
こちとら真剣なんじゃい!

堤防の先まで300mあまり
えっちらほっちらキャリーを引き
たどり着く。

先端には1人だけタコを「やってる」おじさんがいるのみ。

場所は確保した。

後はタコに好かれるかどうか。

ルアーを投げる。
潮は満ちている。
大潮か?
流れが沖から内へ

来てるんじゃない?
タコが流れに乗って来るんじゃない?
必死にルアーを変えたり、
幸運の拾ったルアーを投げたりした。

あっという間に「釣れない」というこう着状態になる。

そして夜釣り特有の眠気も襲う。

ひとり、そしてひとりと堤防におじさんたちの知り合いが集まってくる。

僕たちが広げているテリトリー関係なく、
狭い狭い隙間に道具を広げ
仲間内だけ挨拶を交わし、
デカイ声で「今年のタコはどうだ」「タコがおかしい」「◯◯がよく当たる」など喋り捲る。

夜の静寂が一気に崩れた。

高尚な釣りの雰囲気がただの
爺さんたちの井戸端会議のようになった。
そして去年は30匹釣れたとか自慢話が始まる。

僕は堤防の風上の角に陣取っていたが、
釣れないのとその喧騒に嫌気がさして先端を離れ、荷物を持って

一段下がる堤防先から5m離れて竿を垂らした。

僕が今まで3匹釣り上げた相性のいい場所

その後もべちゃくちゃ喋り続ける爺さんたちを尻目に「海に落ちてタコに襲われろ!」と不謹慎なことを考えたりした。

そんな怒りがタコに好かれるわけもなくあっという間に04:00になって薄明るくなってくる。

父親もアタリがなく
周りの爺さんたちの喧騒にも不快感を感じたのか「移動しよっか?」と。

元明石フェリー乗り場付近にタコスポットがあると、以前ネットで調べて話した場所に行ってみようと。

そしてついでに04:00にオープンする釣具店でエサも購入するのだという。

タコ一本の僕は「エサはいらん」と心で思ったが、暇つぶしにはなるかもしれんと移動を決めた。

キャリーにまとめ堤防をまたトボトボ歩く。
タコ坊主である。いや、まだわからん。
明石で釣り上げるかもしれん。

階段を登り車に近づくと
薄明るくなった車を止めるゾーンを見てゾッとする。

車の量!多っ!
そういえば堤防にサビカーが増えていた。
車が両側にびっしり行列停車。

車3台の幅の道路に両側に路駐なので真ん中1台ギリギリの通路があるかないかである。

よりにもよって早く着いていた僕たちの車は父親のドデカハリアーなのでギリギリのギリギリである。

荷物はそそくさと積み込み
ギリギリの切り返しって
俺が運転すんのかーい!

サイドミラーを折りたたんでやっと通れる。

そして釣具店。
エサを購入していざ明石。

魚の棚の真南

車を停めるとこが不安だったがどうやら漁港の中、釣り人が何人かいた。

車も何台か停まっている。

早速、タコ仕掛け投入!
浅っ!

そしてまたこう着状態になる。
エサにも全くアタリがない。

こりゃ、スペシャルボウズだな。
「丸坊主」だわ。

と思った瞬間!

遠くから騒ぐおじさん。
こんなところにも五月蝿いおじさんがいるのか?

もはや妖怪のレベルだぞ!

「タコが釣れた、タコが釣れた」と騒いでいる。

僕たちが釣っている方向とは逆の漁船が多く繋がる堤防内側。流れも全くないところで釣り上げている。

遠くから「にいちゃん(僕のこと)、タコいる?」と呼ぶ。

僕は心で「人が釣ったタコなんているかー」と考えていると食い気味に「いるー」と父が叫んでいた。

なんでやねーん!

すると浅い堤防内側で「もう一匹いるわ」と指差している。

見えているのだ。

水深も1mもない。

もう膝までくらいの場所

タコの形をしたルアーを投げ込んでチョイチョイと動かすと引っかかり、釣り上げた。

デカっ!
思った以上にデカイ!

それもくれた。

カゴに入れて海に放り込む。

なんやねん!
あんな見釣りであんな大きさが釣れるなんて、
冷めるわ~。

僕もあやかろうと、
堤防内側に足を運んで数投投げた。
気配すらない。

父もエサ釣りを諦め
ルアーを持ってそこに釣りに行った。

当然釣れず……

結局07:00くらいまで粘ったが
音信不通なので諦めることにした。

タコ釣りのストーリーは終わらない。

夜釣りも噛み合わないとは……

タコの時期が終わる。

その前にもう少しデカイサイズが釣りたい!

そして家路。

すき家で朝食を食べて帰宅。
そのまま布団に倒れこんで、部屋のドアのノックで起きたら昼食の時間だった。

夜釣りの過酷な睡眠不足は
決して真似しないほうがいい。

そしてこの休日が何やら無我に終わってしまったような感覚になってしまう。

昼食の後もまた爆睡。
起きたら夕方だ。

これ、今夜寝られるかな?
ヤヴァイな!
ヤヴァンゲリオンやな。

母親に経緯を語る父親は、散々説明するも途中で「テトラポッド」のことを噛んでしまって話が伝わっていなかった。

ヤヴァイな。
ヤヴァイェーガー、惨劇の巨人やな。

結局、タコを締めて塩もみをした。
内臓取りも塩もみも茹でまで、結構慣れてきたな。

タコにはタウリンが含まれているらしい。

wikiより

“ここでは、主にヒトが摂取することにおける効能について説明する。

タウリンには「からだ、細胞を正常状態で保つ作用(ホメオスタシス)」がある。たとえば、血圧上昇に対する下降作用などがこれに該当する。特に、肝臓に対して働きかける作用を持ち、大まかに分類すると以下のようになる。

胆汁酸の分泌を促成し、肝臓の働きを促す作用。
肝細胞の再生促進作用。
細胞膜安定化作用。
また、タウリンは抑制性神経伝達物質として想定されている[6]。”

ということなので
テトラポットを噛むことはなくなるだろう!
食べれ食べれ!

タコを食いまくれ!

クソゥ!
タコに好かれたい!

爆釣な日はやってくるのだろうか?



おはこんばん。

2015-08-14 | 雑念
おはこんばん

海からです。




夜の海は怖し!
あたりもなし!

難しいもんだわ!
常連さんがガラ悪く登場!

後から来て我が物顔に割り込んで行く。
嫌いやわー!

みんなクラーケンに食べられちまえ!
ということで、
今夜というか、今朝は午前中で切り上げる予定。

未だあたりなし!